VR向けおすすめゲーミングPC

バーチャルリアリティ…人類の夢ですよね。

数年前に20世紀少年のある1ページで、顔全体を覆うヘッドセットを付けた子供がゲームしているコマを見て「アホだな〜こんなん付けてゲームが出来るわけないでしょ〜」なんて思っていましたが、今ではそれが普通になり始めてきています。

そんなVRですが、体験が出来る施設の数はかなり多くなってきているものの、まだまだそこまで多くはありません。VRの良さは一度体験しなければ分からないので…もし自宅の近くにVR体験施設や体験会があったなら是非とも行って欲しい所です。

さて、最近ではHTC Viveが日本でも一般発売を開始するなどし始めたため、少しづつですがVRが日本にも浸透し始めています。

話題のVRをぜひ自宅でも体験したい…なんて考えている人のために、今回はVR向けのおすすめPCについて解説していきましょう。

VRは必要スペックが非常に高い

まず知っておきたいのは、VRというのは非常に重たいという事です。

もちろんここで言っているのは物理的な重さではなく、ソフトウェア的な重さです。Nvidiaは同じものを出力するのでもVRの場合はフルHD&30FPSの7倍のマシン能力が必要になってくると言っています。

3dmark-virtual-reality-benchmark

というのも、普通にゲームをする分には1920×[email protected]んが…

VRとなるとデバイスにもよりますが片目あたり1680×1512解像度、そしてFPSも最低90が要求されます。要求FPSが高めなのは、VRでFPSが低いと酔ってしまうからですね。

FPSとはフレームパーセコンドの略称で、1秒あたり何回画面が描写されるかを示す値となっています。通常のゲームでは60FPS、重たいゲームでは30FPSくらいが相場となっていますが、VRでは3倍の90FPSが要求されるわけです。

FPSが倍違うとどれくらい見た目が変わるのかがよくわかるGIFがこちらにありますのでご確認ください。

3060fps

90FPSとなると60FPSよりもさらに1.5倍なめらかになるわけです。そのかわり、1.5倍多く描写しなければいけないので、単純にPCへの負荷も1.5倍となります。

VRでFPSが低いと、横を向いても視点が追いついてこないなんて事が起こるわけです。すると自分の認識と視界にずれが生じるため、VR酔いが起きてしまうわけですね。自分の顔の動きに合わせて視点が付いてこなかったらと…想像すると確かにすぐ酔いそうです。

また、VRでは右目と左目の部分のために別々の映像を流すため、右目分の映像の計算と左目分の映像の計算とレンダリングを両目分同時にやる必要があります。

例えば鏡が出てくるVRゲームを作ったとすると、左目から見てどう鏡に像が映るのかという計算と、右目から見て鏡にどう像が映るかという計算を両方しなくてはいけないわけです。

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鏡が2枚だとかそれに加えて水だとかピカピカの車なんかが出てきたら…もちろんさらに必要計算能力は増えていきます。

そういうわけでVRのためにパソコンが欲しいのであれば、それなりの能力を持ったパソコンを持っている必要があるわけですね。

VR向けおすすめPC

VRのためにPCが欲しいのであれば、以下のゲーミングPCをおすすめします。

ガレリアZG
kt_410
CPUIntel Core i7-7700k
グラボGeforce GTX1080
メモリ16GB DDR4 SDRAM
ストレージHDD:3TB
SSD:525GB
価格219,980円〜

もしくは

ガレリアXF
kt_410-3-300x263
CPUIntel Core i7-7700
グラボGeforce GTX1070
メモリ16GB DDR4 SDRAM
ストレージHDD:2TB
SSD:500GB
価格164,980円〜

これらのパソコンはGTX 1000シリーズを搭載しています。GTX1000シリーズは来るVR時代に合わせて開発された新世代のグラフィックカードで、VRのための機能があるだけでもなく単純に描写能力も信じられないくらい高くなっています。

どれくらい性能が高いのか、前世代のGTX900シリーズとベンチマークスコアを比べてみましょう。

  • GTX 1080:12,764
  • GTX 1070:11,746
  • GTX 980Ti:11,544
  • GTX Titan X:10,832
  • GTX 980:9,753

前世代と数値で比べるとその差は一目瞭然ですね。1枚10万円の超最高級グラフィックカードであるGTX Titan Xすら追い抜いています。

GTX 1000シリーズは値段の割に基礎能力が非常に高いため、かなり重たいゲームだろうか難なくプレイ出来てしまいます。

また、GTX1000シリーズはVR時代を見据えたグラフィックカードであるため、VRでゲームを描写する際、負担を著しく軽減する機能なんてのも搭載しています。

これについてNvidiaは「VRプレイ時のベンチマークスコアを比べるのならば、Titan Xに2倍の差を付けられる」とすら公言しています。

どうしても高ければ待つのもあり

VRはやはりどうしてもお金がかかります。質のいいVR体験をしようと思ったらやはり10万のVRヘッドセットと、20万のパソコンを購入しなければいけません。

どうせVRのためにゲーミングPCを新調するならVR空間を歩き回れるHTC ViveとGTX1080搭載ゲーミングPCという最高級のゴールデンコンビを揃えたいですものね。

何故VRがこんなに高いのかというと、やはりVRは最最最先端の技術だからと言う以外無いでしょう。そもそもVR時代の幕開けのきっかけとなったOculus VR自体、発表されたのが2012年の8月です。

これが数々のアップデートを経て、やっと製品化・販売にこぎつけたのが2016年なので、今になってやっとVRがかなり活性化してきているわけです。

どの技術も、出てきてすぐは高く付くのが当たり前となっています。GTX1080もかなり性能の良いグラフィックカードではありますが、本当にみんなが望むVRをプレイするにはまだ力不足と言ってもいいでしょう。

私の予想では次の5年でVRヘッドセットはさらなる競争の煽りを受け、3万円やそれ以下くらいまで値下がりするのではないかと考えています。VR専用のディスプレイの発注も増えれば値下げも可能になりますからね。

実際、マイクロソフトがこの前発表したVRヘッドセットは300ドルからの発表となりました。安い安いと言われていたPSVRよりも安く仕上げてきたのは驚きと言うしかありません。

まあ…ヘッドセットも値段によって性能や機能が変わってくるので安ければ安いほどいいというわけではありませんが、それでもVR用HMDの価格競争が始まっているのはいい兆候と言っていいでしょう。

VR自体はものすごい技術で、今すぐ体験しておきたいものではありますが…やはりまだ時代と技術が理想に追いついていない所があります。

今すぐVRヘッドセットとゲーミングPCを手に入れたい気持ちはぐっとこらえて、代わりに5年定期預金でも初め、来るVR全盛期に備えるというのもありかもしれません。

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