レッドデッドリデンプション2のPC版は出るか?

荒野を舞台に馬を乗り回し、ショットグラスでテキーラを酩酊状態になるまで飲んで千鳥足で店の外に出たのも今や8年前…

かの名作レッド・デッド・リデンプションの続編が2018年10月26日に出ようとしています。レッド・デッド・リデンプションといえばあのGTAのような歴史的傑作を作ることでも、そしてPC版に力を入れているのでも有名なロックスター・ゲームスによる作品ですが…今の所日本ではPS4版と、Xboneはダウンロード版しかアナウンスされていません。

果たしてこの傑作確定100%のゲームはPC版は出るのでしょうか?現時点でわかっている事をまとめてみました。

PC版が求人情報サイトに現れた事がある

以下のスクリーンショットは求人サイト、Linkedinで撮影されたものですが…

ある匿名ロックスターのプログラマーの経歴として、関わったことあるゲームの中にRDR2のPC版が掲載されています。ただの間違いかもしれませんが、間違いじゃないかもしれません。

Linkedinは開発中ゲームタイトルのリークに定評があり(?)過去にはキングダムハーツ3、キングダムハーツ2.9、フォールアウト4、ザラストオブアス2などなど…さまざまなゲームがミスでリークされてきました。

いま挙げたゲームはすべてリリースが決定しているゲームであることを考えると、間違いなく表記ミスであるとは言いづらいといってもいいでしょう。

コンパニオンアプリにPC版の痕跡

PC Gamerの記事によると、レッド・デッド・リデンプション2のコンパニオンアプリにPC版の痕跡がいくつか見つかったようです。

RDR2はGTA5と同じくスマホアプリを入れることで地図を表示したり日誌を読んだりすることが出来るようになるのですが、このRDR2用コンパニオンアプリのデータマイニングをしていた人がPC版、そしてグラフィックや解像度の設定への言及が見つかったようなのです。

ロックスターの情報サイトであるRockstar Intelによると見つかったのは以下のようなコードとなっています。

  • PARAM_companionAutoConnectIpPC
  • CommandIsPcVersion(void) 000000000166A12C
  • SIGNIN_PC_APP_URL 0000000002A51F58
  • PARAM_Oculus 0000000002F7FC10
  • PARAM_ParticleCountScaleQuality等

これ以外にもあと100行分くらいPC版っぽいコードが発掘されています。その中にはアンチエイリアス、反射の解像度、パーティクルの質などについてが書かれているため、PC版を期待せずに入られません。

また、コードの中にはスマホ版ではなくデスクトップ版のコンパニオンアプリへの言及があるため、もしかしたらデュアルモニターを持っている人はメイン画面にRDR2、サブ画面には地図みたいなプレイが出来るかもしれません。

Oculus Riftらしきものへの言及すらあるのが驚きです。仮にPC版が販売されるのであれば、初日からいきなりVR対応も視野に入れているということでしょうか。

さて、たいそうなタイトルで書き始めましたが、実際の所いまのところ出ている物証はこれだけです。

ここから先は私の推測となっていくのでご了承ください。

RDR1がPCで出なかった理由を振り返る

レッドデッドシリーズはこれまで1度もPC版で出ていなかったんだから、ロックスターはレッドデッドシリーズをPCで出す事はしない主義なんだと考える人も居ます。ロックスターがレッドデッドシリーズはPCで出さない主義なのかどうかは、RDR1がPCで出なかった理由を解き明かせば理解できるかもしれません。

これもまたインターネット(主にReddit)のうわさでしかありませんが、かの名作レッド・デッド・リデンプション1はPCでリリースされなかったその理由は「クソすぎる内部コードのせい」と言われています。

RDR1はもともと2004年にアメリカで販売されたレッドデッドリボルバーの続編として、2005年から開発がスタート。しかし開発状況は芳しく無く、延期に延期を続けていました。

しかもそれだけじゃ飽き足らず、開発途中で来年(2006年)に販売される予定であったPS3でリリースすることになったため、さらに現場は混乱。最終的にゲームを発表できたのが開発開始から4年後の2009年、そして販売できたのが開発開始から5年後の2010年となったわけです。

レッド・デッド・リデンプション1がPCに来ないのは、この混乱によってまるで文字通りスパゲッティのようにめっちゃくちゃのギッタギタになった内部コードのせいで、PC版を作るというのはほぼ1から開発をし直すのと同義となってしまったからと言われています。

スパゲッティコード(本物)

「内部コードがひどすぎてPCに来ない」とこれだけ聞くとそんなことあるか?と思うかもしれませんが…2005年から開発しはじめて開発プラットフォームを途中で変更して2010年にやっと販売という流れを聞いてみるとなるほどたしかにそうかもしれないと思わずにはいられません。

さすがに同じ轍は踏まないと思うので、もしロックスターがレッドデッドシリーズはPC版を出さないという信念を持っていないのであれば、レッドデッドリデンプション2がPCで出る可能性はあると言っていいでしょう。

アップグレード版と同時にPC版を売りたがっている?

レッドデッドリデンプション2のPC版がまだアナウンスされていないことのうわさの理由として他に挙げられているのが「ロックスターはアップグレード版をPC版と同時リリースしたがっている」という理由です。

GTA5もまた最初はPC版のアナウンスは無く、2013年にPS3・Xbox版、2014年末にPS4・Xbone版、そして2015年4月にPC版のリリースという順番でゲームをリリースしていきました。

PS4+GTA5同梱版で2回めのGTA5販売。なお海外ではPS4にGTA5とラスアス1がついてくる。日本でもやってくれ〜〜!

この時ロックスターがとった戦略は賢く、まず前世代のコンソールでゲームをリリースし、そのまま開発を続けて次世代のコンソール、そしてPCで最大のポテンシャルを発揮できるような状態まで磨き上げてからまたリリースするという戦略をとっていました。

こうすることにより、同じゲームを2回も3回も、最大で5回も売れる可能性が出て来るため、実際世界で3番目の数を売ったゲームとなっています。1位は娯楽のなかった時代に売れたテトリス、2位はどんなプラットフォームでも出来るマインクラフトであると考えるとかなりの快挙といっていいでしょう。

さて、次世代機のことを考えてみるとPS5相当の機器はすでに開発が始まっているとソニーの吉田健一郎氏は言っていますし、デス・ストランディングがPS4とPS5のクロスプラットフォームで販売されるらしいという点からPS5は2019年末〜2020年のどこかで販売されるとされています。

そう考えるとGTA5を3回3つのプラットフォームで販売して大成功を収めたロックスターが、レッドデッドリデンプション2を2018年に販売し、RDR2・PS5/Xbone版を2019年〜2020年に販売し、RDR2・PC版を2020〜2021年に販売して3回すくった柳の下のどじょうをもう3回、合計6回すくいたがるというのは現実的に思えます。

まあ…ふつうに考えてキャッシュカウというか、金のなる木になる予定のレッドデッドリデンプション2はロックスターもテイクツーもPCでリリースしたがるはずです。それはこの有名海外Memeこと「ロックスターがいつ課金を発見したか当ててみようクイズ」を見ても一目瞭然ですよね。

そういうわけで結論はRDR2のPC版はリリースされる可能性は高いが、リリースされるのはおそらく2019年末か2020年に販売されるPS5が販売開始されたあとです。

GTA5もPC版がリリースされるまでには2年掛かっていますし、PCゲーマーはRDR2のPC版が出るまで気長に待ちましょう。