PUBG向けのスペックを満たすゲーミングPC

DayZ、Rust、H1Z1…サバイバルバトルロワイヤルゲームはいつも盛衰を繰り返し、新しいものが出ては消えを繰り返しています。

その中でも今一番ホットなサバイバルバトルロワイヤルゲーなのはやはりPLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS…略してPUBGでしょう。

DayZで生まれたルール無用の殺し奪い合いからゾンビを取り払ったRustからラウンド制の殺し合いを加えたH1Z1の良いところを凝縮したのがこのPUBGでしょう。1ラウンドに掛かる時間の上限が決まっているので、DayZやRustのようにログアウト中に皆殺しに会う恐怖とともに生きる必要がないというのも人気の秘訣かもしれません。

さて今回はそんなPUBGを快適に遊べるスペックを持ったゲーミングPCを紹介していきましょう。

PUBGのスペック解説

PUBGはなんだか重たい重たいと言われていますが、一体全体どれくらい重たいのでしょうか?

公式が発表している必要最低スペックや推奨スペックを見ていってみましょう。

必要最低スペック

このゲームは広い孤島で100人以上もの人が動き回るという仕様上、必要スペックが若干高めに設定されています。

公式が求めているPUBGの必要最低スペックは以下の通りとなっております。

  • CPU:i3-4340/AMD FX-6300
  • GPU:GTX 660/HD7850
  • RAM:6GB

そんなに高くはありませんが、低くもありませんね。i3-4340とGTX660というと2012〜3年のミドルレンジゲーミングPCが搭載していたはずのグラフィックカードですので、それ以降にゲーミングPCを買った人なら設定を落とせば問題なくプレイすることが出来るはずでしょう。

ただ、PUBGはそれでも重たいと訴える人がいるのでも人によってはGTX660くらいだとスペック不足を感じるかもしれません。

60FPS出せる推奨スペック

60FPSというのはゲームを快適に遊べるフレームレートのことを指します。

ゲーム画面というのはグラフィックカードが頑張って1秒間に何回も画面を更新することにより動画を表現しています。パラパラ漫画と同じような原理ですね。この更新回数はいいパソコンであればあるほど増やすことが出来ます。これをFrame Per Secondsの頭文字をとってFPSと言います。

性能の低いパソコンだとこのFPSが出せず、ゲーム画面がカクカクになってしまいます。例えば60FPS・30FPS・15FPSだとどれくらい違ってくるのか非常に分かりやすい動画が以下になります。

PCゲームはグラフィックカードやCPUの構成によっては事実上FPSに上限はないのですが、快適にゲームが遊べるのはとりあえず60FPSと言われています。そういうわけでこの記事ではPUBGを60FPSで遊べるパソコンを「PUBGが快適に遊べるパソコン」と定義することにします。

さて、PCGamerにてPUBGのベンチマークを行っていたので見てみましょう。設定はフルHD×ウルトラ画質にてそれぞれのグラフィックカードを利用し、どれほどFPSが出せていたかを計測しています。

なんと1枚10万円以上するGTX1080Tiを使っても57〜87FPSしか出せていません。というか1枚8万円くらいのGTX1080の方が1枚10万円のGTX1080Tiよりもいいスコアを出しています。

CPUのベンチマークも見てみましょう。

CPUによってだいたい30FPS近い差が出ています。一つの孤島で100人以上がちまちま動き回るゲームなのでこれはまあ納得ですね。最適化が済んでいない事以外にもそもそもこのゲームはCPUも結構重要なのでしょう。

さて、ベンチマークを見る限りこれらが意味するところは…

PUBGは最適化が済んでいない

たとえばARKのような3Dインディーゲームにありがちなのですが、新興ゲームスタジオが作ったゲームはとりあえずゲームの根幹だけ作っておいてとりあえずリリースし、最適化は後というスタンスの所が多く、リリースから間もないゲームはどんなハイスペックなパソコンを使ってもスムーズにプレイ出来ない事が多々あります。

PUBGもその例外でなく、とりあえずプレイできる状態になったというのでアーリーアクセス状態でリリースしているためこのような結果になっているのでしょう。PUBGがとにかく重いのはこの最適化出来ていないというのが原因なんですね。

そう遠くない未来にPUBGもパフォーマンスアップグレードパッチがあたり、CPUやGPUがそれぞれ本来の能力を発揮出来るようになるでしょう。

そういうわけで、PUBGで60FPSで遊びたかったら20万級の超モンスターパソコンを買うかゲームが改善するまで待つしかないと言う事になります。また、最適化出来ていないので本来グラフィックカードにさせる計算もCPUにさせていたりいるためCPU性能もかなり重要な要素となっています。そのため、グラフィックカードだけでなくCPUも早めのものを搭載したゲーミングPCが必要になってきます。

正直言って現状PUBGを快適に遊べるゲーミングPCを見極めるのはかなり難しいので、PUBGのためにゲーミングPCを買いたいのなら普通くらいのゲーミングPCを買ってゲームのほうがアップデートにより改善するのを待ったほうがいいと思われます。

今すぐに最高設定&60FPSで遊びたいのならば全てのパーツが最高峰の超激高スペックを持ったモンスターマシンが必要になってきますからね。ゲームのほうが改善するのを待ったほうが圧倒的にお得です。

そもそも、1枚10万のグラボより1枚8万のグラボのほうがFPSが出ている時点でモンスターゲーミングPCを買った所で意味がない可能性すらあります…

とりあえず60FPSが出るスペックを探る

なんでもいいからPUBG快適に遊べるパソコンが欲しいという人のためにとりあえずPUBGが快適に遊べるスペックを探していきましょう。

PCでゲームをする際、「快適」というのは60FPSを指します。なので平均60FPSを出せるスペックを持ったゲーミングPCを作るにはどのようなパーツが必要なのかを見つけていきましょう。

中くらいの設定で60FPSを出す

PUBGはやりたいが、最高設定でバリバリジャカジャカ動く高級ゲーミングをポンと買えるような財力はない…

しかしPUBGはどうしてもやりたいので中くらいの設定でもいいからPUBGが動くゲーミングPCがほしいという人のために、中くらいの設定でPUBGが快適に(60FPS)動くスペックを探ってみましょう。

フルHD×ミディアム設定でPUBGを動かした際のFPSは以下の通り

GTX1060 3GBで87.2、GTX1050Tiで56.3という絶妙な感じになっていますね。

PUBGも最近では少しづつ最適化が進んでいるので、GTX1050Tiでも60FPSは問題なく出せるでしょう。個人的にはGTX1050Tiを載せるくらいならGTX1060を載せたほうが良いとは思うのですが、価格が1万円くらい違ってくるので悩ましい所です。

そういうわけで「とにかく安く、しかし快適に」を目指すならGTX1050 Ti搭載PCを選ぶといいでしょう。

次にCPUを見ていきましょう。フルHD×ミディアム設定の場合のベンチマークスコアは以下の通り。

この表を見る限りではcore iシリーズの中でも最弱…のi3-7100でも平均74.4、最低45.2を出せる事がわかりました。腐っても最新CPUという事でしょうか。

少なくとも今からゲーミングPCを買うのであれば、CPUは最新機種の中でも一番安い物を選んでも良さそうです。

そういうわけで1番安い60FPSが出せる組み合わせは

  • GTX1050 Ti
  • i3-7100

でした。この組み合わせならまあまあ安いゲーミングPCが見つかりそうです。

最高設定で60FPSを出す

さて今度は同じくPCGamerのベンチマークスコアを元に、とりあえず60FPSが出せるゲーミングPCを探っていきましょう。

まず、全体的に最低FPSとして60出し続けることが出来るグラフィックカードはこの世に存在しないようです。GTX1080Tiなどという神も恐れる超モンスター級グラボですら60FPSを出し続けることが出来ないようです。

例えば炎や人が大量に集まっている所を見たりすると、どんなグラフィックカードを搭載していても60FPSは切ってしまうようです。ただ、PUBGはゲームシステム上、ゲーム終盤で大量に人が集まるところに行ったり、炎に囲まれたりすることはほとんど無いのでほとんどの場合は問題はないでしょう。

平均FPSで見るとGTX1060の6GB版が63.5FPSとかなりいい感じのラインを攻めてきています。ただ、この記事でも書きましたがGTX1060の6GBは特定の使いみちがない限りあまりいいとは言えないので、どうせ買うならGTX1060 3GBを選んだほうが良いでしょう。

3GB版だと55.5FPSと微妙に60FPSを切っていますが、最適化が進むに連れてFPSは上昇していくはずなので長く遊べば問題はなくなるでしょう。

というわけで最高設定で遊びたいならGTX1060 3GB版を選ぶといいでしょう。

それではCPUも見ていきましょう。

これを見る限りでは、設定を変えてもCPUへの負荷はそこまで大きくは上がらないようです。

この表のなかでも1番安いi3-7100でも平均66.4FPS出ているということなので、CPUはi3-7100やそれ前後の処理性能をもつCPUで問題なさそうです。

そういうわけで最高設定で快適に遊びたいなら

  • GPU:GTX1060 6GB版
  • CPU:Core i3-7100

あたりで問題なさそうです。

PUBG向けおすすめゲーミングPC

それでは早速PUBG向けオススメゲーミングPCを解説していきましょう。

画質は構わずとにかく安いものがほしいなら

PUBGはやりたいが金はない、最高画質で遊べなくてもいいからとりあえず快適に遊べながらも安いゲーミングPCがほしいならこれでしょう。

ガレリアDH
CPUIntel Core i5-7500
グラボGeforce GTX1050 Ti
メモリ8GB DDR4 SDRAM
ストレージHDD:1TB
SSD:120GB
価格99,980円〜

ガレリアDHはグラフィックカードにGTX1050Ti、CPUにi5-6500を搭載しています。

CPUが若干オーバースペックですが、これよりも安いCPUはそもそも売られていなかったので仕方ありません。

このゲーミングPCを使った場合、最高画質でプレイしようとするとおおむね30〜40FPSしか出ないはずですが、中くらいの画質設定なら60FPSで出せるはずです。価格も10万を切っているので、予算はないがとにかくPUBGがやりたいという人に最適のパソコンと言えるでしょう。

最高画質で快適に遊びたいなら

PCgamerのベンチマーク結果によると、ウルトラ設定ならGTX1050Ti平均38FPS、GTX1060 3GBで55FPS出ているようです。

普通設定にするとGTX1050Tiなら56FPS、GTX1060 3GBなら87FPS出すことが出来るようです。

PUBGを普通くらいの画質設定で快適に遊びたいならここらへんのグラフィックカードが搭載されているスペックのゲーミングPCで良さそうですね。そういうことでおすすめはこちら。

ガレリアDJ
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CPUIntel Core i5-7500
グラボGeforce GTX1060 3GB
メモリ8GB DDR4 SDRAM
ストレージHDD 1TB
価格92,980円〜

このガレリアDJはGTX1060 3GB版が搭載されているのにもかかわらず価格が10万円台に抑えられています。欠点としてはCPUがそこまで強力でないこと、そして搭載されているグラフィックカードが6GB版ではなく3GB版という所でしょうか。

本来ならGTX1060は6GB版よりも3GB版の方がコスパがいいのですが、PUBGのように最適化がされていないゲームを遊ぶ場合は6GBの方がFPSを出すことが出来るので、PUBGに限って言えば6GB版の方が向いているといえます。

しかし、6GB版はぶっちゃけ1万円も追加して買うべきではない処理性能でもあるので、3GBで問題はないでしょう。

また、なんにせよPUBGはアップデートするたびに軽くなっていくはずですので、最適化されていない点についてそこまで大きく問題視する必要はないでしょう。長くプレイしていくにつれてアップデートのたびに同じゲーミングPCでもどんどん軽くなっていくはずです。

ついでに、このパソコンは曲がりなりにも最新グラボであるGTX1060を搭載しているため、最新ゲームならほとんどのゲームをかなりの高設定で遊べるはずです。

さらに、PUBGと違って最適化をしっかり行っているBF1やOverwatchのようなゲームなんかもかなりきれいな画質で遊べるでしょう。さらに、今冬発売予定のCoD:WW2もかなり設定を上げた状態でプレイできるはずです。

最高画質でスムーズに遊びたいなら

こんな見出しをつけておいてアレですが、PUBGを最高画質でスムーズに遊びたいというのはワタミがホワイト企業賞をもらうくらい非現実的なことなので諦めましょう。

いちおう、こういうGTX1080&i7-7700搭載みたいな超高い高級スペックのパソコンを買えば可能かもしれませんが…

ガレリア PUBG DMM推奨パソコン FZ
kt_410
CPUIntel Core i7-8700k
グラボGeforce GTX1080 Ti
メモリ16GB DDR4 SDRAM
ストレージHDD:3TB
SSD:500GB
価格249,980円〜

最適化が済んでいないゲームを最高設定で遊ぶために超オーバースペックのゲーミングPCを買うというのは宝くじを大量に買い占めて一等を目指すくらい意味がないような気がしてなりません。

もちろんこのレベルのゲーミングPCをぱっと買えるレベルのお金持ちならそれでもいいかもしれませんが、個人的にはガレリアDJあたりを買ってゲームのアップデートを待ったほうが懸命な気がします。

CPUも強力でGPUもGTX1060よりも1段階強力な1070を搭載したガレリアXFを買うという手もあります。

ガレリアXF
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CPUIntel Core i7-7700K
グラボGeforce GTX1070Ti
メモリ8GB DDR4 SDRAM
ストレージHDD:2TB
SSD:500GB
価格167,980円〜

当サイトではガレリアXFはCPUが強力すぎるという点から、今後自分でパソコンを改造する予定がある人以外はおすすめはしていないのですが、PUBGは最適化が済んでおらず、CPUの依存度が高めとなっているためガレリアXFがいい選択肢に入ってきています。

おそらく、ガレリアXFなら今すぐ最低60FPS、平均80FPS近いスコアを叩き出せる上に、ゲームがアップデートするたびに軽くなっていくため今年の終わりくらいにはもしかしたら100FPSくらい出せるようになっている…かもしれません。

その頃にはPUBGのブーム自体過ぎているかもしれませんが、これだけとてつもないスペックを持ったゲーミングPCなら今後販売される予定のゲームを最高設定で遊び続けることが出来るはずです。

PUBG向けゲーミングノートパソコン

PUBGでPCゲーム業界に入ってくる人が多いためか、PUBGをゲーミングノートパソコンで遊びたいという人が結構いるようです。しかし、ゲーミングノートは個人的には全然オススメできません。

私が高校生の時、友達をPCゲーム畑に引きずり込んでいた頃…私の熱心な布教もあって、友達の周りでパソコンを持ち始める人が急増し始めました。

当時も初めてPCゲームに触れると言うことで、なんかカッコいいからとノートパソコンを買う人が多くいました。しかし…ノートパソコンを買った人は100%全員が後悔し、あとでデスクトップPCを買い直しました。

そう、ゲーミングノートは正直言って産業廃棄物なのです!!ゲーミングノートを所持するということは原罪を新しく背負うことに等しい罪であり、キリストすら償えないレベルの大罪なのです!!

なぜゲーミングノートがそんなに酷いのかというと…

ゲーミングノートは値段の割りにスペックが低い

ゲーミングノートはだいたい20万以上します。20万といえばPUBGを超滑らかに遊べるモンスター級ゲーミングパソコンが買えるレベルの値段です。

では20万以上のゲーミングノートはどれくらいの性能なのかというと…

ガレリア ゲームマスター NX
CPUi7-7700HQ
グラボGTX 1070
メモリ16GB DDR4 SO-DIMM
ストレージSSD:250GB
HDD:1TB
価格249,980円〜

CPU:i7-7700HQ

GPU:GTX1070

RAM:16GB

ぶっちゃけいって25万で売っていいレベルではありません。これならまだてるみくらぶでツアーを予約しアマゾン奥地に送られて「自力で帰国してください」と言われる方がいい買い物だと思えるレベルです。

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ゲーミングノートなんて買おうと思っている時点でパソコンのスペックにはあまり明るくないと思われるので、だいたい同じスペックのデスクトップパソコンを提示致しましょう。

ガレリアDF
kt_410-3-300x263
CPUIntel Core i5-7500
グラボGeforce GTX1070
メモリ8GB DDR4 SDRAM
ストレージSSD 250GB
HDD 1TB
価格134,980円〜

だいたいこれくらいが上のゲーミングノートと同じくらいの性能を持ったデスクトップパソコンです。

そのお値段なんと134,980円!

同じくらいのスペックのパソコンを買うのになんと差額で115,000円も浮いてしまいます。

私がどれだけウルトラ激しくノートパソコンをディスってきたその理由がお分かりでしょうか。ゲーミングノートパソコンというのはすなわちゲーミングPC業界のPCデポなのです。

ノートパソコンというのは軽量化や消費電力を抑えるためにかなりのコストを掛けているためこのような価格設定になってしまうわけですね。

もし自宅が死ぬほど狭く1畳で暮らしていたり、もしくはかなり頻繁に引っ越すのであればゲーミングノートも完全になしではありません。省スペース性や携帯のしやすさで言えばデスクトップパソコンはゲーミングノートに完敗ですからね。

しかし、2畳以上の部屋で暮らしており、引っ越す予定も特に無いのであればデスクトップパソコンを買うべきです。なんとなくカッコいいみたいなボンヤリした理由でノートパソコンを買うと必ず後悔し、思わずスカイツリーの頂上から身投げしてしまう可能性があります。

それを踏まえた上で、1畳の部屋に暮らしている人や半年ごとに引っ越す人のためにおすすめゲーミングノートを紹介していきましょう。

PUBG向けおすすめゲーミングノート

かなり最初の方で解説しましたが、PUBGは最適化が済んでいないとてつもなく重たいゲームです。

PUBGをマトモに遊ぶにはかなりの性能を持ったパソコンでなければいけません。そういうわけで、何だかんだ言っておすすめのゲーミングノートはこちらになります。

ガレリア ゲームマスター NX
CPUi7-7700HQ
グラボGTX 1070
メモリ16GB DDR4 SO-DIMM
ストレージSSD:250GB
HDD:1TB
価格249,980円〜

つい先程13万で同じスペックのパソコンが買えると言ったあのゲーミングノートです。13万円程度の性能しかありませんが、何だかんだいって最初におすすめしたガレリアDJよりも高性能なグラフィックカードが搭載されているので、まあまあそれなりに快適に遊べるはずです。

ただ…毎行言っているような気がしますが、デスクトップパソコンなら同じくらいのスペックが13万で手に入るので、出来ればゲーミングノートはやめましょう。

ゲーミングノートは本当に値段あたりのスペックが異様に低いので数年ですぐにスペック不足になってあとで絶対に後悔します。ゲーミングノートは本体の改造も出来ないので寿命が来るまで使い続けるか、新しくデスクトップパソコンを買うしか選択肢がなくなります。

PUBG DMM推奨パソコンってどうなの?

ドスパラの公式サイトを見に行くと、PUBG DMM推奨パソコンなるものが販売されています。

ぶっちゃけ、こんな記事を読んで自分で探すより、最初からPUBG DMM推奨パソコンを買ったほうが早いし正確なのでは?と思うかもしれません。

しかし私の経験上”推奨パソコン”というものは通常要求されるスペック×1.5〜3倍くらいの結構過剰なスペックで高いパソコンを押し付けられるイメージがあるので、推奨パソコンに手を出す前にちょっとどれくらいの性能のパソコンをいくらで売っているのか精査して見る必要があるような気がします。

PUBG DMM推奨パソコンは3種類に分かれており、それぞれハイエンドモデル・ミドルレンジモデル・エントリーモデルが用意されています。

推奨パソコンの特徴の解説としては”PUBG DMM推奨パソコンとは、Bluehole社の提供する『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』に対して独自の検証基準を設定。基準をクリアしたスペックを推奨モデル化しました。”としています。

独自の検証基準は特に書かれていませんでしたが、それらしきものはありました。

これによるとハイエンドは全設定ウルトラに加え、1番重たいポチンキで60FPSを確認

ミドルレンジは海外有名配信者と同設定で検証し、1番重たいポチンキで60FPSを確認

エントリーモデルはすべて非常に低い設定で検証し、1番何とかかんとか…

海外有名配信者って簡単に言いますけど誰なんでしょうか。PUBGは配信者100人集めてトーナメントをやったりしているので、文字通り有名配信者は掃いて捨てるほど存在するため見当がつきません。

それは置いておき、1番重たいポチンキで60FPSを出せるということはイコール常に60FPSを出せると言う事になります。人が最も集まる場所で60FPSを確保できるというのはかなりのアドバンテージとなりますが、このクソ重たいゲームでそれを最低ラインとして設定するとなると…推奨パソコンの価格は結構高くなりそうです。

そういうわけでこの推奨パソコンは実際にどれほどの性能なのかも見ていきましょう。

ハイエンドモデル

全設定ウルトラ&ポチンキで60FPSが出せるというハイエンドモデルのスペックはこちら

ガレリア PUBG DMM推奨パソコン FZ
kt_410
CPUIntel Core i7-8700k
グラボGeforce GTX1080 Ti
メモリ16GB DDR4 SDRAM
ストレージHDD:3TB
SSD:500GB
価格249,980円〜

まずはガレリアFZです。PUBGで最高設定でスムーズに遊ぶにはワタミがホワイト企業賞をもらうくらい難しいので、店で1番高いパソコンを買うしかないと半ばヤケクソで紹介したガレリアZZ…

のさらに上のモデル、ガレリアFZをぶち込んできています。まあ…たしかにそれしか選択肢はありませんよね。

ガレリアFZにはCore i7-8700Kという若干聞きなれないCPUが搭載されています。これはついこの間(2017年11月)発売されたIntelの超最新CPUです。このCPUにはちょっとした面白い背景があります。

ここ十数年、おそらくはCore2 Duoが出てきた2006年あたりからCPU市場はインテルがほぼ独占をしていました。長い間王者に君臨し続けていたインテルは年々その傲慢さを増し、最近では性能のそんなに良くないCPUを高値で市場に出すようになっていました。

一方で対抗馬であるAMDには技術力やブランドが掛けていたため、人々は文句を言いつつもインテルのCPUを選び、それに調子づいたインテルはまたほんのちょびっとしか性能の上がっていないCPUを高値で新品として売る…という悪循環が続いておりました。

しかしここでいきなり彗星のように登場したのがAMDのRyzenというCPUです。ジム・ケラーという稀代の天才によって開発されたこのCPUは、自作PCやパーツのスペックを追う人間の脳みそを思わず爆裂霧散させるようなとてつもない性能を低価格で実現していました。具体的に言うと、インテルのCPUと性能が同じなのに値段が半額くらいというレベルの差です。

これに焦ったインテルは慌ててRyzenに対抗出来るCPU、つまり安価で高性能なCPUを販売することにしました…それがこのCore i7-8700Kというわけですね。

このRyzen発表からの8700Kの発表は競争が大事と言うことがよ〜〜〜くわかる事件でした。

そんな超最新で安くて高性能だがある意味いわくつきのCPUが搭載されているのがガレリアFZというわけですね。今からゲーミングPCを買うならぜひとも高くて比較的性能の低い7000ではなく、8000番代のCPUがついているゲーミングPCを選んだほうが良いかもしれません。

ちなみにCPU以外はもちろんGTX1080Tiと16GBメモリが搭載されています。おおむね1番良いものが搭載されていると言い換えてもいいでしょう。

さて、ハイエンドモデルとしてもう一つ紹介されているのがこのガレリアZZです。

ガレリア PUBG DMM推奨パソコン ZZ
kt_410
CPUIntel Core i7-7700k
グラボGeforce GTX1080 Ti
メモリ16GB DDR4 SDRAM
ストレージHDD:3TB
SSD:500GB
価格229,980円〜

こちらには高くて性能の低い…とは言いすぎですが、8700Kと比べると若干見劣りする7700Kが搭載されている以外はZFとかわりません。どうせZZを買える財力があるならZFを選びましょう。

ミドルレンジモデル

ミドルレンジモデルはガレリアGXF・GMF・GSFの3種類紹介されていますが、スペック・価格はすべて同じです。

ガレリア GAMEMASTER PUBG DMM推奨パソコン GXF
kt_410-3-300x263
CPUIntel Core i7-7700
グラボGeforce GTX1070 OC
メモリ8GB DDR4 SDRAM
ストレージHDD:1TB
SSD:250GB
価格179,980円〜

そのスペックは、上で予算があるならガレリアXFくらいにすると常に60FPSで遊べそうと紹介した、そのガレリアXFと同じです。

たしかにこのパソコンであれば常に60FPSを出すことが出来るでしょう。というか、ベンチマークスコアを見る限り高いハイエンドモデルなんか買わなくてもこっちで十分ウルトラ設定×常に60FPSが出せるのではないでしょうか。

まあ、ここからさらに8万円追加しないと買えないハイエンドモデルはクッソ高いだけあってその性能はウルトラ・メガ・オメガ段違いなのでお金がある人はハイエンドモデルを選んだほうがいいとは思いますが…

生活費を削りながらもやしを口に詰め込みつつ無理してハイエンドモデルを買うくらいならミドルレンジモデルを買ったほうがいいでしょう。

というかそもそもこのミドルレンジモデルの概要にある「海外有名配信者のスペックで試した」というのは最初からウルトラ設定で試しているのではないでしょうか。普通に考えて海外の有名配信者がウルトラ未満の設定でPUBGをプレイしているはずありませんからね。

つまり…ハイエンドモデルを「ウルトラ設定で試した」として言いたいがために、ミドルレンジモデルもPUBGをウルトラ設定で難なく動かせるのにもかかわらず「ウルトラ設定」という言葉は避けて代わりに「有名配信者の設定で試した」と表記した………

のはきっと考えすぎでしょう。

さて、このミドルレンジモデルはよく見ると3種類ありますが、違いはというとケースの大きさです。GXFはパソコンケースがXサイズ、GMFはMサイズ、GSFはSサイズで小さい…というように区別されていたわけですね。

パソコンのケースの大きさはどれくらいにするべきか悩ましい所ですね。例えばGXFは幅20センチ、奥行52センチ、高さ45センチとかなりの大きさです。柴犬で例えるなら柴犬1.5〜2匹分くらいの大きさはあります。

ただ、もし置けるのであれば絶対に1番大きいサイズの物を選んだほうがいいでしょう。ゲーミングPCの良いところはその拡張性にあります。ゲームとパソコンの進化はとてつもなく早いため、ゲーミングPCは買って数年もするとだんだんゲームの要求性能にたいしてパソコンの性能が追いついてこなくなります。

しかし、デスクトップPCであれば新しいパーツを追加することにより、パソコンをまるまる買い替えなくても数万円ほどで最新ゲームを綺麗に&滑らかに遊べるようになります。このパーツの換装はその響きほどは難しくない…というか本当にベイブレードの改造くらい簡単なので、パソコンを買った人はほとんどの確率でいずれパソコンのパーツを自分で交換します。

この時、パソコンのケースが小さいと買って来たパーツがケースに当たってしまってうまくいかないと言うことが起こりえます。ケースの小さいパソコンは、その小さいケースにすべてのパーツを詰め込むためにかなりの工夫をしており、自分で適当に買ってきたパーツがうまくはまらなくなるという確率はかなり高めです。

なので…自分の部屋が犬小屋並の狭さといった、小さなパソコンでなければいけない絶対的な理由がない限りは大きいサイズのケースを選びましょう。

エントリーモデル

エントリーモデルは何種類か用意されています。全て低い設定でテストし、かつポチンキで60FPSが出ていることを条件にしているのですが、全て低い設定なら結構ショボいパソコンでも動くはずなので、全て低い設定で遊ぶならそこまで高いパソコンを手に入れなくてもなんとかなるでしょう。

まずエントリーモデルとしてオススメされているのがこちら…

ガレリア GAMEMASTER PUBG DMM推奨パソコン GXT
kt_410-3-300x263
CPUIntel Core i7-7700
グラボGeforce GTX1060 6GB
メモリ8GB DDR4 SDRAM
ストレージHDD:1TB
SSD:250GB
価格154,980円〜

i7-7700、GTX1060が搭載されていて154,980円…ちょっと問題外ですね。13万円くらいならまあ良いかもしれませんが…というかこのスペックぜんぜんエントリーモデルでもないし安くもないです。これはミドルレンジモデルに置くべきパソコンなのでは…?

まずCPUがエントリーモデルにしては良いものを搭載しすぎているため、パソコンの値段を底上げしてしまっています。エントリーモデルと名乗るならi5-7500くらいのCPUを搭載して価格を抑えるべきです。

GPUはまあGTX1060でも良いとは思いますが、どうせGTX1060を搭載するなら1万円安い3GB版の方が安いし性能もそこまで変わらないのでいいでしょう。

というわけでエントリーモデルのGXT・GMT・GSTはあんまりおすすめ出来ません。というかこれに15万くらい出せるなら2万円追加してミドルレンジモデルのGXFを買ったほうが幸せなゲーミング生活を送れるはずなので、そっちを買いましょう。

エントリーモデルとしてもう一つ紹介されているのがGXHです。

ガレリアGAMEMASTER PUBG DMM推奨パソコン GXH
CPUIntel Core i5-7500
グラボGeforce GTX1050 Ti
メモリ8GB DDR4 SDRAM
ストレージHDD:1TB
SSD:250GB
価格119,980円〜

こちらはCPUがi5-7500、GPUがGTX1050 Tiで124,980円となかなか安めに仕上がっています。しかしこのスペックならもっと安く出来るような気がします。10万を切ることも可能なのでは…?

と思って調べてみたらありました。

ガレリアDH
CPUIntel Core i5-7500
グラボGeforce GTX1050 Ti
メモリ8GB DDR4 SDRAM
ストレージHDD:1TB
SSD:120GB
価格99,980円〜

メインSSDの容量が半分未満になっていますが、それ以外のスペックはそのまま25,000円近く安くなっています。メインSSDとはすなわちOSを入れておく記憶媒体の事です。Cドライブと言ったほうがピンとくる人もいるかもしれません。

120GB程度しかないとマイドキュメントフォルダやダウンロードフォルダといった勝手に膨らんでくるフォルダを他のドライブに移し替える設定をする必要が出てくるかもしれませんが、それでも2万5千円も安くなるのは魅力的ですね。

おまけ:PUBGが重い人のための解決策

この記事でも散々言ってきましたが、PUBGは最適化が済んでいない上Unreal Engine4という綺麗で扱いやすいけど重たいゲームエンジンを使っているためほとんどどんなパソコンを使っていても重たく感じるゲームとなっています。

そんな人のために今回はおまけとしてPUBGが重い人のために試してみる価値ありの解決策を書いていきましょう。

出典:FPS Boost+

1.起動設定をいじる

Steam→PUBG右クリック→プロパティ→起動設定に以下の文を追加しましょう。

-malloc=system -USEALLAVAILABLECORES -maxMem=24000 -force-feature-level-11-0

これによりゲームが使えるメモリ量やCPUコアの量が増え、FPSが向上するようです。

2.ゲームの設定を直接いじる

%localappdata%をフォルダのURLに直接入れ、[TslGame]→[Saved]→[Config]→[WindowsNoEditor]の順に進んでいくとそこに設定フォルダがあるはずです。

まずはその中よりGameUserSettings.iniを開き

[ScalabilityGroups]
sg.ResolutionQuality=70
sg.ViewDistanceQuality=0
sg.AntiAliasingQuality=0
sg.ShadowQuality=0
sg.PostProcessQuality=0
sg.TextureQuality=0
sg.EffectsQuality=0
sg.FoliageQuality=0
sg.TrueSkyQuality=0
sg.GroundClutterQuality=0
sg.IBLQuality=0
sg.HeightFieldShadowQuality=0

と設定を変え、iniファイルを右クリックで読み取り専用に変更

次はEngine.iniで同じことをします。

[Core.System]
Paths=../../../Engine/Content
Paths=%GAMEDIR%Content
Paths=../../../Engine/Plugins/OceanPlugin/Content
Paths=../../../Engine/Plugins/Mutable/Content
Paths=../../../Engine/Plugins/Runtime/Coherent/CoherentUIGTPlugin/Content
Paths=../../../Engine/Plugins/RoadEditor/Content
Paths=../../../Engine/Plugins/2D/Paper2D/Content
Paths=../../../Engine/Plugins/Wwise/Content

[/script/engine.engine]
bSmoothFrameRate=true
MinDesiredFrameRate=60
SmoothedFrameRateRange=(LowerBound=(Type=”ERangeBoundTypes::Inclusive”,Value=60),UpperBound=(Type=”ERangeBoundTypes::Exclusive”,Value=144))
MaxPixelShaderAdditiveComplexityCount=128
MaxES2PixelShaderAdditiveComplexityCount=45
TimeBetweenPurgingPendingKillObjects=30
bDisablePhysXHardwareSupport=True

[/script/engine.renderersettings]
r.SeparateTranslucency=False
r.CustomDepth=1
r.DefaultFeature.Bloom=False
r.DefaultFeature.AmbientOcclusion=False
r.DefaultFeature.AmbientOcclusionStaticFraction=False
r.DefaultFeature.MotionBlur=False
r.DefaultFeature.LensFlare=False
r.DefaultFeature.AntiAliasing=0
r.ViewDistanceScale=1
r.ShadowQuality=0
r.Shadow.CSM.MaxCascades=1
r.Shadow.MaxResolution=256
r.Shadow.RadiusThreshold=0.1
r.Shadow.DistanceScale=0.1
r.Shadow.CSM.TransitionScale=0
r.DistanceFieldShadowing=0
r.DistanceFieldAO=0
r.DepthOfFieldQuality=0
r.RenderTargetPoolMin=300
r.LensFlareQuality=0
r.SceneColorFringeQuality=0
r.EyeAdaptationQuality=0
r.FastBlurThreshold=0
r.Upscale.Quality=1
r.TonemapperQuality=0
r.RefractionQuality=0
r.SSR.Quality=0
r.SceneColorFormat=3
r.TranslucencyVolumeBlur=0
r.MaterialQualityLevel=0
r.SSS.Scale=0
r.SSS.SampleSet=0
r.EmitterSpawnRateScale=0.75

最後にScalability.iniで同じことをします。この設定のみゲーム内設定で画質設定を最低にする必要があります。

[ScalabilitySettings]
PerfIndexValues_ResolutionQuality=”50 50 50 50″

[[email protected]]
r.MSAA.CompositingSampleCount=1

[[email protected]]
r.SkeletalMeshLODBias=5

[[email protected]]
r.LightFunctionQuality=0
r.ShadowQuality=0
r.Shadow.CSM.MaxCascades=0
r.Shadow.MaxResolution=32
r.Shadow.RadiusThreshold=0.24
r.Shadow.DistanceScale=0.1

[[email protected]]
r.DepthOfFieldQuality=0
r.RenderTargetPoolMin=200
r.Upscale.Quality=0

[[email protected]]
r.MaxAnisotropy=0

[[email protected]]
r.TranslucencyLightingVolumeDim=1
r.RefractionQuality=0
r.SceneColorFormat=3

[[email protected]]
r.ParticleLightQuality=0

こうやって直接エンジン設定をいじれるのはUE4の強みですね。全て読み取り専用にしなければおそらくゲーム起動時にもとに戻ってしまうので注意。

これにより人によってはFPSが30くらいのびたりするとか…もしPUBGが重たくてどうしようもないという人は試してみるといいかもしれません。

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