モンスターハンターワールド向けゲーミングPC

2018年で最も期待されているゲームとは何でしょうか。ファークライ5?Red Dead Redemption2?Death Stranding?いえいえ…あるでしょう?他にも…

日本人なら誰もがその名を聞いたことがある、日本では大人気だけどなぜか海外ではそこまで人気がない…あの伝説のゲームが…!

そう、モンスターハンターです!これまでモンスターハンターは勝ち馬こと任天堂のハードウェアに乗り、ナメクジのような処理性能しか持っていない3DSなどで細々と、かつ堅実に開発されてきました。

モンスターハンターファンは長年最新世代のハードウェア上、願わくばPCで最高クラスの画質でヌルヌル動くイャンクックを心いくまで討伐したいと訴え続けてきました。

そして…つい最近やっとPCゲームの存在に気づいたカプコンは、ついにモンスターハンターワールドをPCでリリースすることに決定したのです!

フルHD、もしかしたら4K画質で…しかも60FPSでぬるぬる動くモンスターを、高精細なモデル・テクスチャによって再現されたモンスターの肌に並ぶ鱗を、この目で拝める時が来るとは…!

今回はそんなモンスターハンターワールドが動かせるゲーミングPCについて解説していきましょう。

モンスターハンターワールドPC版のスペック

さっそくMHWPC版のスペックを見ていきましょう。

最小スペック

  • CPU: Intel® Core™ i5-4460, 3.20GHz or AMD FX™-6300以上
  • RAM: 8 GB RAM
    GPU: NVIDIA® GeForce® GTX 760 or AMD Radeon™ R7 260x(VRAM 2GB以上)
  • 追記事項: グラフィック「低」設定で、1080p/30fpsのゲームプレイが可能。

推奨スペック

  • プロセッサー: Intel® Core™ i7 3770 3.4GHz or Intel® Core™ i3 8350 4GHz or AMD Ryzen™ 5 1500X
  • メモリー: 8 GB RAM
  • グラフィック: NVIDIA® GeForce® GTX 1060(VRAM 3GB) or AMD Radeon™ RX 570X (VRAM 4GB)
  • 追記事項: グラフィック設定「高」で、1080p/30fpsのゲームプレイが可能。

というわけで最低限必要なグラボはGTX760、CPUはi5-4460程度となったようです。これはだいたい2013年のミドルクラスのPCのスペックなのですが…

追記事項によると、このスペックでやっとグラフィック設定「低」&フルHD&30FPSしか出せないようです。

…いったいPS4ではどんな設定で動かしていたのでしょうか。PS4とPCの比較の記事ではPS4は2012年くらいのPCくらいの性能と書きましたが、その2012年くらいのPCくらいのスペックを搭載しているPS4でもこの最低スペック表に照らし合わせると画質低・フルHD・30FPSは不可能という事になってしまいます。

まあ、PC版は他にもいろいろバックグラウンドで動いているのでそれも加味した表記の可能性もありますけどね。ただ、一方でPS4版のMHWのグラフィック設定は低である事も確定しましたね。

表記されている最低スペック、つまりGTX760とi5-4460ではPS4相当の画質でMHWがプレイできる可能性があると言っていいでしょう。つまり…最低スペックではPC版MHWを楽しむには全然足りないと言うことがわかります。

PC版はフレームレート60出してなんぼですからね。フレームレートとはFPS(Frame per seconds)とも呼ばれ、1秒間に何回画面を更新しているか、すなわちどれだけなめらかに画像を表示できるかを表しています。

PC版では60FPS、PS4等コンソールでは30FPSが最低ラインと言われているのですが、このフレームレートが違うとどれほど見た目が変わるのかがひと目で分かる画像が以下となります。

おわかりいただけたでしょうか。60FPSがどれだけ重要かについて…PC版では60FPSが最低ラインと言われるその理由も自ずと知れるはずです。

そういうわけで、MHWのPC版を可能な限り安く遊びたい場合でも、この公式に発表されている最低スペックは信じないようにしましょう。

一方で推奨スペックはと言うと…i3 8350相当&GTX 1060(3GB版)相当が推奨となっています。これは…紛れもなく現代の、つまり2018年のミドルクラスのPCくらいの性能ですね。

いまどきAAAタイトルでもこんなにスペックを必要とするゲームありませんよ。日本発とは思えない意欲的な高画質に挑戦したタイトルなのか、PUBGのように最適化が済んでいない低技術力からの不必要なスペック上昇なのかはわかりませんが…

さて、さらに驚くべきニュースとしては、i3 8350相当&GTX 1060(3GB版)は追記事項によると「フルHDで画質設定「高」で30FPSが出せる」レベルとされています。30FPS…?PCなのに…?

そう、既にかなり高い推奨スペックのPCを用意しても、高画質設定で30FPSしか出せないのです!つまり、PC版で最高画質&60FPSを出すには、推奨スペックを上回るものすごい性能のPCが必要になってくるのです。

これはとんでもない事ですよ~!2018年に発売されるゲームとはとても思えない必要スペックです。どれくらいとんでもない事なのか分かりやすくするためクソコラを作ってみましたので御覧ください。

そういうわけで、MHWのPC版をするためにPCを新調したいという人は、気持ち一回りか二回り強力なPCを手に入れないと満足出来ないこと間違いないでしょう。

また、この感じだと4K解像度で遊びたい場合はとてつもない処理性能を搭載したパソコンを手に入れるか、ゲームの設定を著しく落とす必要が出てきそうですね。

MHWのベンチマークを見る

我らがPCGamerがMHWのベンチマークをやってくれていたので一緒に見ていきましょう。まずフルHDで最低設定で試したときのものですが…

GTX1080で124FPS、GTX1080Tiで121FPSとなっています。

あれ?この現象…どこかで見たこと有るような…ゲームを作るのが下手くそすぎて最適化が全く出ていないPUBGとかいう必要以上に重たいゲームと同じ事が起きています。

まあ…ほんと悲しいんですけど、日本のゲーム会社はPCに対する知識も経験も浅いためこういう事が普通に起こり得るんですね。パフォーマンスの点だけで言えばコナミはよくやってましたね。

日本のゲーム会社がゲームを作るのが下手くそすぎるという話はおいといて、FPSだけみると

  • GTX1080:124.6
  • GTX1070:122.1
  • GTX1080Ti:121.7
  • GTX10606GB:104.4
  • GTX10603GB:97.6
  • GTX1050Ti:64.5
  • GTX770:38.6

という感じになっています。格安グラフィックボードであるGTX1050Tiを使って60FPSかそこらしか出ないというのは異常ですね。また、GTX770で38FPSと言うことは必要最低スペックのGTX760で30FPS出せる程度と書いてあったはおおむね正しいのではと思えますね。

一方変わってこちらは最高設定で遊んだ際のFPSです。こちらではGTX1080Tiの性能がフルに引き出されています。よかったよかった…

  • GTX1080Ti:91.4
  • GTX1080:65.9
  • GTX1070:56.3
  • GTX10606GB:40.3
  • GTX10603GB:37.7

ただやっぱりめちゃくちゃに重たいです。ちゃんと最適化しているのかどうかを疑いたくなるレベルですね。GTX1080を使って65FPSしか出ないというのはちょっと低すぎる気がします。

PC版とPS4版はどれほど違う?

もともそPS4版しか存在していなかったゲームがPCにくるとなるとどうしても気になってしまうのがこの疑問です。PC版とPS4版はどれほど違うのでしょうか?

まだ発売前であり、GTAの時と違ってどれほど違うのかにフォーカスした動画が出ていないので視覚的に説明することは出来ませんが、スペックを見ると想像することは可能です。

PCとPS4のスペックについて解説したこの記事では、PS4は

  • CPU:Intel Core i5-2500K相当
  • GPU:GTX660 Ti相当
  • RAM:8GB

と解説しています。PS4ではこのスペックで30FPSを出していました。

実はこのPS4に搭載されていると言われるGTX660 Ti相当のグラフィックカードというのはモンハンワールドのPC版の必要最小スペックであるGTX 760と処理性能がかなり近いので、恐らく公式発表はかなり実態に近いものと考えていいでしょう。

一方、推奨スペックで推されているGTX 1060というのは最小スペックで推されているGTX760と比べて約1.8倍の処理性能を持っています。

つまり…ものすごくざっくりですが、PC版モンハンワールドはPS4版と比べて約1.8倍キレイなの画質で遊べる…と言えます。実際のスクリーンショットが出てこなければなんとも言えませんけどね。

比較スクリーンショットは出ていませんが、グラフィック設定のスクリーンショットは公開されています。

Resolution Scaling(解像度スケーリング):アプリの解像度を変えずにレンダリングする解像度だけ変える技術。疑似4Kをしたり、擬似ダウンスケールも出来る。アプリの解像度を直接変えるより見た目がよく見えるらしい。ただHighとだけ表示されているのでArma3みたいに細く設定出来るかは謎…

Texture Quality(テクスチャの品質):テクスチャを良くしたり悪くしたり出来る。Fullとだけ表示されていると言うことはFallout4みたいに4Kテクスチャは用意されていないのかも?

Ambient Occlusion(アンビエントオクルージョン):環境光がどれくらい遮られているかをレンダリングする技術。これがあると影がリアルになって奥行きが出る。

Volume Rendering Quality(ボリュームレンダリング):半透明だったり光ってるものをレンダリングする時に使う技術…らしい。よくわかりませんがこれを最高設定にしておけば導蟲が豪華な導蟲になるのかもしれません。

Shadow Quality(影の質):影の質ですね。ゲームによっては影の質と影の解像度で別れているのですが、モンハンでは別にそんなことはないようです。個人的には影の質が1番見た目の綺麗さに影響しているような気がします。もちろんゲームが重たくなる原因もここです。

Anti-Aliasing(アンチエイリアス):解像度が低いと背景とモデルの間にジャギというジャギジャギしたものが出てしまうのですが、これをジャギジャギしないようにする技術です。とりあえず見ればわかります。

アンチエイリアスの例

LOD Bias, Mesh Lod Level Bias, Foliage Sway:これらは「どこらへんの距離まできれいに描写するか」を定義するヤツです。高い設定にすればするほど遠くまで茂みが続いたりするようになります。逆に、低く設定すると眼の前に突然茂みが飛び出してくるようになります。

Subsurface Scattering(サブサーフェイス・スキャタリング):「手のひらを太陽に透かしてみれば真っ赤に流れる僕の血潮」を再現するための技術です。これがオンになるとモンスタの羽が太陽に光にあたったとき透けるようになるのでしょう。

Screen Space Reflection:反射を計算するためのやつらしいです。これがオンになると床が水たまりのような反射する素材だった場合反射するようになるみたいです。

Anisotropic filtering(異方性フィルタリング):3D世界では道路など同じテクスチャがずっと続く場所を低い地点から眺めるとテクスチャがめちゃくちゃ汚くなるのですが、それを補正する技術です。

Water Reflection:その名の通り、水の反射です。オンにすると水に背景とかが反射します。

SH Diffuse quality, Dynamic Range, Z-prepass:ぶっちゃけよくわかりません。

仮にPS4版ではこれらがすべてLOW、オフになっていた場合、PC版最高設定ではテクスチャはさらにきめ細かく、影はさらにリアルに、ジャギも無くなって薄いものに光を当てれば透けるし反射しそうな所ではちゃんと反射するという事になります。

う~む…ぜひ公式から比較動画を出してほしいところですね~

モンハンワールドのMODについて

残念ながら公式でMODのサポートは否定されています。否定されてはいますが、そんなの関係ないのがMODです。例えばダークソウルやニーアオートマタやメタルギアVなんかもMOD非対応ですが、無理やりMOD対応にするMODなんかが公開されています。

例えばこれはメタルギアVでオセロットと犬のモデルを交換するMODです。

こんなバカMOD以外にも真面目なものとしては他にダークソウルでは難易度変更MOD、グラフィック強化MOD、クラス変更やファーストパーソン対応MODなどが勝手に作成されています。

MHWが販売開始されてもう一週間も経っていませんが、もう既にMHWのMODが出始めてきています。

まずは[Special K] HDR10/scRGB (Actual HDR Display Output) FixというMODです。これは例えば

  • HUDを消してスクリーンショットを撮る機能
  • テクスチャ・ボタンの切り替え
  • Pre-HUD ReShade
  • エンジン特有のフルスクリーンから移ると落ちるバグ修正

といった機能が搭載されています。

他には重ね着セットの変更に成功している人もいるようです。

ただ、MODDERによるとMHWは今まで見たことのないレベルのアンチMODシステムが組み込まれているようなので、本格的な例えばモデルを入れ替えてオトモと受付嬢を交換したり、モンスターを増やしたりするようなMODが来るのはまだまだ先になるかもしれません。

ただ、セーブデータを弄って秘薬を999個手に入れるみたいな事も行われているので、セーブデーターを簡単にいじれるようにするチートMODトレイナーみたいなのは案外すぐ出てくるかもしれませんね。それを使って楽しいかどうかは別にして…

個人的には集会所に装備屋・アイテム屋・重要NPC・執事オトモあたりが全部集合するようになるMODが欲しい所ですが…それは難しそうですね。どうなるかはまだわかりませんが。

MHWPC版用おすすめパソコン

さっそくモンハンワールドPC版のおすすめパソコンを紹介していきましょう。

とりあえず遊びたいなら

予算はないがモンハンワールドが遊べるPCが欲しいという人にはこちら。

CPUIntel Core i5-8500
グラボGeforce GTX1060 6GB
メモリ8GB DDR4 SDRAM
ストレージHDD:1TB
SSD:240GB
価格119,980円〜

ガレリアDTにはCPUにはi5-8500、GPUにはGTX1060 6GBが搭載されています。これは公式推奨スペック並のスペックなのですが…30FPSしか出せないらしいので問題外です。

一方で最低スペックは大幅に上回っているため、このパソコンなら最低画質で60FPSは確実に出せるはずです。PS4並の画質で60FPSを出せるのがこのパソコンというわけですね。

モンハンワールドはPS4の時点でなかなかキレイだったので、これより上が有ると言うことに我慢ならない性格とかでなければこのパソコンでも問題はないでしょう。もしかしたら中くらいの画質も行けるかもしれませんが、まだベンチマークが出ていないのでわかりません。

ただ…ハードコアなPCゲーマーは画質がこれ以上あげられる、特にPS4並なんて言われるとそれが気になってじんましんが出てしまうような人もいるかもしれません。

そんな人は…推奨スペックを満たしたゲーミングPCを買いましょう。

高画質で遊びたいなら

MHWの必要推奨スペックは非常に高く、高画質で30FPSを出すだけなのにGTX1060を要求しています。ベンチマークによると、最高画質で60FPSを出すにはGTX1080以上のグラフィックカードが必要だそうです。なので…

CPUIntel Core i7-8086k
グラボGeforce GTX1080 Ti
メモリ16GB DDR4 SDRAM
ストレージHDD:3TB
SSD:500GB
価格249,980円〜

これなら問題ないでしょう。GTX1080Tiでは最低70から平均90程度は出せるようなので、なんの問題もなくモンハンワールドを常時60FPS以上で楽しむことが出来ます。

ガレリアZZに搭載されているGTX1080Tiは一般人が使うレベルなら現行最強の処理性能を備えています。このグラフィックカードの性能は凄まじく、VRゲームをサクサク遊べるのはもちろん、BF1を4K画質で遊ぶことすら可能にしてしまいます。

いまのところGTX1080Tiよりも強力なグラフィックカードはウルトラ法外な価格のものしか無いため、MHWのためにPCを新調する予定で、可能な限りスペックが高いもの…となるとこれしか選択肢はありません。

このパソコンならばMHWを4K画質で遊ぶことも可能になるでしょう。画質設定は低、フレームレートは60みたいな感じになるとは思われますが…

コメント

  1. 名無し より:

    ありがとなオッさん。
    概ね理解したわ。