配信者向けゲーミングPC

Twitch, Youtube live, ニコ生, Cytube…昔はPeercastくらいしか無かったゲーム配信方法も最近ではかなりの量に増えています。

また配信する方法もかなり楽になっており、今ではどんな普通の人でもいきなりゲームや動画の配信を始めることが可能となっています。

配信方法が増え、配信者が増えたことにより出現してきた有名配信者…これを目指して自分も配信者になるべく自宅に配信環境を整えたいという人も沢山いるはずです。

そういうわけで今回はゲーム配信者のためのゲーミングPCを解説していきます。

配信者向けゲーミングPCはCPUが大事

ゲーミングPCで配信する際に必要な要素は何と言ってもCPUです。CPUはパソコンの計算をおおむね全部つかさどるパーツで、この部分がショボいと配信のクオリティを下げざるを得ないことになります。

また、このCPUは動画編集&出力をする際にもかなり重要になってくるので、配信をメインにゲーミングPCを買うのであればCPUを可能な限りいいものにして行きたいですね。

しかし問題はCPUはゲーミングPCの総価格のうちの約30%を占める高級なパーツである点です。つまり、CPUをいいものにするとそれだけでゲーミングPCの価格は跳ね上がることになります。

そうすると同じ予算でもグラフィックカードの質を下げざるを得なくなり、配信時にきれいなグラフィックでプレイすることができなくなってしまうのです…あちらを立てればこちらが立たずというのはまさにこの事ですね。

まあ…実際のところ配信を見ている人はゲームのグラフィックよりも配信者の声やプレイを見に来ているわけなので、ゲームの画質設定に拘る必要はそこまでないかとは思われますが…それでも難しい判断ですね。

また、配信は出来たら良いな程度でどちらかというと良い画質でゲームをプレイしたいなんてぼんやり考えている人はCPUのグレードを下げていいグラフィックカードを搭載したほうがいいでしょう。もし

  • 配信は出来たら良いけどそんなに本気でやる気はない
  • 視聴者にいい画質(フルHD 60FPS)で配信したいとは別に思わない

このどちらかに当てはまるのならばCPUの性能中くらい・グラフィックカードの性能高めのゲーミングPCを買ったほうが満足度は高くなるかもしれません。

いいCPUを搭載したゲーミングPCを持っていれば配信をする際、自分がプレイするゲームのフレームレートの低下が少なくなり、また視聴者により良い画質で配信することが可能になります。

しかし視聴者に適当な画質で配信をすれば自分のパソコンへの負担は減り、いいCPUは必要なくなります。そのため、別に視聴者がブラウン管テレビのような画質で見てても配信出来るなら問題ないという考えの人ならばいいCPUを搭載したゲーミングPCを買う必要はないでしょう。

同じ理由からニコニコ生放送でしか配信しない人の場合いいCPUを搭載したゲーミングPCは必要ありません。あそこはもともとゴミみたいな画質でしか配信出来ないので…

パソコンを改造する予定があるかによって性能を変えよう

また、ゲーミングPCを自分で改造する予定がない人はいいCPUが搭載されたゲーミングPCを買っても若干宝の持ち腐れにになるかもしれません。

いいCPUは換装しなくてもかなりの長い間前線で戦えるレベルの処理性能を持っているため、処理性能の高いCPUを搭載したゲーミングPCは数年後にグラフィックカードを自分で換装してそこからさらに数年使うのが最もおとくな運用方法となっているのですが…

もしあなたがPCの改造はせず、PCを数年ごとに丸ごと買い換えるという方法でパソコンを新調するタイプの人間だった場合性能の良いCPUがちょっと無駄になります。

そういうわけで、配信用に性能の高いCPUを購入する予定の人は数年後に自分でGTX1260に換装する覚悟を持ちましょう。とはいってもパソコンは極限までモジュール化されているので、パソコンの改造はベイブレードの組み立てやスマホに保護シールを貼るくらい簡単です。

話がそれましたね。それでは次に配信用ゲーミングPCを考えたときの他のパーツの重要度について考えてみましょう。

配信とグラフィックカード

ゲーミングPCの総価格のうちだいたい3〜4割を占めるのがこのグラフィックカードです。いいグラフィックカードを搭載すればいい画質でゲームが遊べるようになりますが、その分値段が跳ね上がってしまいます。

ゲーム配信の際にはグラフィックカードはどれほど重要なのでしょうか?

これは何を使って配信するかによると言えるでしょう。売れ筋のゲーミングPCに搭載されているnvidiaのGTXシリーズにはShadowplayという、ゲームを自動的に録画する機能が搭載されています。

この機能を使うと超簡単にTwitch、Youtube、Facebookでの配信が可能となります。この機能を使って配信する際はもちろんグラフィックカードを使って処理されるため、CPUの負荷はかなり軽減されます。

もしTwitch、Youtube、FacebookといったShadowplay対応のサイトでしか配信しないのであればCPUはまあまあくらいの性能で、代わりにグラフィックカードの性能の高いゲーミングPCを選んでも良いかもしれませんね。

ただ一方でCytube、Livetube、ニコニコ生放送といった日本独自の配信サービスで配信する場合、もしくはTwitchで配信するにしてもOBSなどで細く設定をしてから配信する予定の人はCPU性能の高いゲーミングPCを選びましょう。

配信とメモリ

ゲームと配信ソフトと確認のためのブラウザーといろいろなものを並行して開く必要があるため、配信時にはメモリーが多く必要な気がしますが、実はそうでもないようです。

なので奮発してメモリを32GB以上にアップグレードする必要はないでしょう。

お絵かき配信などをする場合はそもそもお絵かきソフトが大量のメモリを必要とするのでメモリをアップグレードするのはありですが、ゲーム配信のみなのであればここにお金を多く使う必要はありません。

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配信とHDD・SSD

ぶっちゃけ配信とHDD・SSDはあんまり関係ありません。しかし…

HDDは例えば自分の録画を保存しておくのに役立ちますし、SSDにゲームを入れておけばロード時間が短縮されて視聴者のイラつきもちょっと減るでしょう。

そういうわけで重要といえば重要です。ただ、今時のゲーミングPCは大量量のHDDとSSDが最初からついてきているのであまりこれらについて考える必要はないでしょう。

ただこの記事でも言っているようにSSDはゲーム用のSSDをひとつ増設して頼んでも良いかもしれません。

配信と回線速度と有線とWifi

なにげに重要なのはこの部分です。たしかにいいCPUがあれば高画質でプレイ動画をエンコード出来ますが…

それを配信サイトにアップロードする速度が遅いとマトモに配信できません。

そういうわけで、配信者を目指すなら家にインターネット光回線を引きましょう。Wimaxだとかテザリングで配信なんていうのはウルトラ論外です。

また、家にインターネットが来ている場合でもインターネットもかならずルーターから有線で引いてきましょう。有線とWifiではネット接続速度が何倍も違うので、ルーターまでの距離がたとえ4部屋分あったとしても長いLANケーブルを買うかモデムとルーターを自分のパソコンに近づけるかして有線接続しましょう。

配信者むけオススメゲーミングPC

さて、さっそく配信者用のゲーミングPCを紹介していきましょう。

ゲームも配信も高画質でいきたいなら

まず1番のおすすめはやはりガレリアXFでしょう。



ガレリアXF
kt_410-3-300x263
CPUIntel Core i7-7700K
グラボGeforce GTX1070Ti
メモリ8GB DDR4 SDRAM
ストレージHDD:2TB
SSD:500GB
価格167,980円〜

ガレリアXFは当サイトではCPUがちょっと強力すぎるので玄人向けという評価をしておりますが、CPUが強力すぎるのは配信者向けCPUでは利点になります。

先程も言ったとおり、配信にはCPUの能力がかなり重要になってきます。録画した配信をYoutubeに編集してからアップロードする人も動画編集にはCPUが重要になってくるのでそういう人にもおすすめです。

ガレリアXFにはi7-7700という現在販売されている中でもほぼ最高級のCPUが搭載されており、その処理速度の速さといったらカール・ルイスがナメクジに、ウサイン・ボルトが亀に見えるレベルです。

こんなとにかく強力なCPUを搭載しているパソコンならば配信で困ることは全くありえないでしょう。

また、ビデオカードはGTX1070というこちらもまた最高級…とは行きませんが、上の中くらい、とはいっても1枚5万円近くするかなり強力なカードが搭載されています。処理性能で言うなら前世代の最高級ビデオカードくらいの処理能力は備えています。

そんなGTX1070が搭載されているゲーミングPCならBF1やらスターウォーズバトルフロント2やらPUBGやらCoD:WW2といった重たい超最新ゲームを余裕で60FPS以上出して超快適に遊ぶことが出来るでしょう。

また、GTX1070はShadowplayに対応しているので、Shadowplay対応の配信サイトであるTwitch、Youtube、Facebookで配信する予定の人はほとんど何の設定もせずに簡単に配信が始められます。

GTX1070は本当に強力なビデオカードなので、モニタを1枚足してデュアルモニターにして片方のモニターを配信画面とコメントの確認用として使ったり、144Hz液晶に挑戦してみてもいいでしょう。

ガレリアXFはとにかく強力で至れり尽くせりなパソコンなので、高画質でゲームをプレイしながら高画質で配信したい人にはうってつけです。値段がちょっと張るのが玉に瑕ですが…

配信を高画質でしたいなら

いちばん重要なのは視聴者なので、高画質で配信さえ出来れば自分のゲームの画質はどうでもいい(から安めの方がいい)という人にはこちら

ガレリアXJ
kt_410-3-300x263
CPUIntel Core i7-7700
グラボGeforce GTX1060 3GB
メモリ8GB DDR4 SDRAM
ストレージHDD:2TB
SSD:250GB
価格124,980円〜

このガレリアXJはCPUがi7-7700とほぼ最高級のCPUを搭載していますが、ガレリアXFと違ってグラフィックカードがGTX1060 3GBにダウングレードされています。

ダウングレードされているとはいえGTX1060はこれ自体もかなり強力なグラフィックカードであり、BF1のようなグラフィックのいいゲームを平均60FPS以上出すくらいの処理性能は備えているので流行りのゲームをやる分には問題ないでしょう。

数万円足して超強力なグラフィックカードが搭載されたガレリアXFを買うか…そのまま強力なグラフィックカードの搭載されたガレリアXJを買うか…悩みどころですね〜

私ならガレリアXFを買って、数年したらグラフィックカードだけをまた換装して使い続けますが…そこら辺はお財布と相談しましょう。

ガレリアXJを買って余ったお金でいいヘッドセットやカメラといった配信環境を整えるというのもいいですね。自分がどういう感じで配信するかによってどちらにするか決めると良いでしょう。

配信は別にどうでもいいけどゲームは高画質で遊びたいなら

視聴者がナンボのもんじゃい!?わしが高画質でゲームしているところを360pで見るのも自由、1080&60FPSの配信に移るも貴様の自由じゃい!みたいな事を考えている、結局ゲームがしたいだけの人にはこちらがおすすめです。

ガレリアDF
kt_410-3-300x263
CPUIntel Core i5-7500
グラボGeforce GTX1070
メモリ8GB DDR4 SDRAM
ストレージSSD 250GB
HDD 1TB
価格134,980円〜

ガレリアDFは高性能過ぎるCPUを持つガレリアXFのCPUをダウングレードしたモデルで、その分価格がかなり抑えられています。

CPUがダウングレードされているとはいえ、GTX1070の性能を引き出すにはこれくらいのCPUで何の問題もありません。おそらくは配信にも支障はほとんどないでしょう。

ただ、ガレリアDFは今後グラフィックカードだけを換装しながらパソコンを改造して長く使いたいという人の場合、いずれCPUがボトルネックになる可能性が出てきます。

先にCPU性能が高いパソコンを買っておくと、今後例えばGTX1160やGTX1260が出たときにグラフィックカードを買い換えるだけでBF6だとかCoD:MW4みたいな超最先端のグラフィックのゲームを遊べるようになります。

しかしCPU性能がそんなに高くないパソコンを買うと、CPU性能が足を引っ張るお陰でGTX1260の性能をフルに引き出せない…という事態に陥ることがあるのです。

なので今後数年間はグラフィックカードだけを換装し使っていこうと考えている人にとっては逆にコスパが悪くなる可能性があります。

一方でパソコンの改造なんて全然よくわからないから3〜5年くらいしたらパソコンをまるっと買い換えるタイプの人にとっては全然こちらの方がコスパがいいと言えるでしょう。

配信の話から少し脱線しましたが、どれを買うかはパソコンを改造する予定があるかどうかも考慮してみるといいかもしれませんね。

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