ゲーミングPCをプレゼントするなら

もうすぐジングルべージングルべーと鈴がなる季節です。この季節になると、サンタクロースが子供の願いをそれとなく聞き始め、子供へのプレゼントの準備をし始めます。

この前どこかの記事で読みましたが、最近の子供はマインクラフトやYoutuberの影響により、ゲーミングPCを欲しがることが多いようです。その影響もあってプレゼントとしてゲーミングPCをねだられている人も多くはないはずです。

クリスマスギフトとしてでも、そうでなくてもゲーミングPCをプレゼントする必要に迫らている人のために、今回はゲーミングPCをプレゼントする場合どれを選んだらいいのかについて解説していきましょう。

ゲーミングPCをプレゼントするなら

人がゲーミングPCを欲しがる理由はただ1つ、ゲームがしたいからです。しかし、ゲーミングPCというのものは星の数以上に種類があるため、ねだられた側はどれを選んだらいいのかと辟易してしまうでしょう。

しかし、ここで何も考えずにとりあえず適当にビックカメラかどこかで適当にゲーミングPCを買ってしまうと、ねだった方も喜ばないし、あげた方も無駄な出費になる上そんなに喜ばれないしで絶対に後悔します。

なぜならゲーミングPCというものはその用途によって性能や値段が大きく変わってくるのに加え、どこで買うかによって性能あたりの値段も大幅に変わってくるからです。

例えばiPhoneが欲しいと言っている人に今最新のiPhoneXでなくiPhone6をあげてもそんなに喜ばれない、もしくはプリウスを欲しがっている人にN-Boxを上げても喜ばれないのと同じで、ゲーミングPCをプレゼントする時も軽くリサーチする必要があるのです。

ゲーミングPCみたいなパソコンにはそんなに詳しくないけど、欲しがってるならあげたいと思っているのならば、軽くリサーチをしてねだった人が本当に喜ぶものを探しましょう。

予算を考える

ゲーミングPCというものはかなり高価であり、その性能は予算によって大きく変わってきます。何を買うかを決める前に、まずは予算を考えましょう。

予算が決まると性能も自然と決まってきます。予算別の性能はおおむね以下の通りとなっています。

  • 10万以下:中の下くらいの性能
  • 12万前後:中の中くらいの性能
  • 15万前後:中の上くらいの性能
  • 25万前後:これ以上ないくらいの性能

かなりざっくりとした分け方ですが、だいたいこんな感じになっています。プレゼントであげるなら最低でも12〜15万ラインのものをおすすめしたい所ですが、別に10万くらいのゲーミングPCでもゲーミングPCとしての最低限の処理性能を持っているので、欲しがっている側が単純に何でもいいからゲーミングPCが欲しいくらいに思っているのならば問題はないでしょう。

ただ、逆に9万未満のゲーミングPCはゲーミングPCとしての最低限の処理性能を持っていない可能性があるので、PCパーツの知識がない限りは避けた方が無難でしょう。

さて、どの価格帯のものでもすべてゲーミングPCとして成り立つのなら、なぜ高いお金を払って中の上の性能のゲーミングPCを買う必要があるのか…と疑問に思うかもしれません。処理性能の高いゲーミングPCはいったいどこにそんな価値があるのでしょうか?

PCの処理性能が高いと出来る事

PCの処理性能は高ければ高い方が良しとされています。その理由は様々ですが、主な理由は2つあります。

1.きれいな画質・有利な条件でゲームができるようになる

高級で処理性能の高いゲーミングPCなら、そうでないゲーミングPCとくらべてきれいな画質でゲームをプレイすることが出来るようになります。

日本で主流のPS4や任天堂スイッチといったコンソール機の場合、それらのゲーム機がもつ処理性能は一定のため、どのゲーム機で遊んでも同じ画質でゲームが楽しめます。

しかし、パソコンの場合は人それぞれ性能の違うものを持っているため、PCで遊べるゲームは画質を上下させる機能がついています。この時言う「画質」とは、例えば影の付け方、表面の描写の細かさ、キャラクターの形の精巧さ等を指します。

PCでゲームをプレイしない人にとっては「処理性能の高いパソコンの方がきれいな画質でゲームが出来る」と言われても多分パッとしないので、画像で解説していきましょう。

例えばみんなだいすきマインクラフトの場合、低性能のパソコンの場合、これくらいの距離を描写するのが限界です。

ところが高性能のパソコンの場合、持ち前の処理性能を活かして遠くまでの風景を描写できるようになります。

これらは全く同じ場所で撮影していますが、その違いは歴然です。

低性能のパソコンの場合処理速度が遅いため、広い範囲を描写し切ることが出来ず上の画像のように霧で描写をカットしなければまともに遊ぶことが出来ません。

一方で高性能のパソコンの場合、そのような制約がないため遠くまで見渡す描写ができるというわけですね。

もう一つ分かりやすい例を挙げると、例えばいま世界で1番ヒットしているPUBGでは、設定を低・中・高にした時、それぞれ以下のような差が発生します。

低の場合は全体的にのっぺりしていますね。キャラクターのシャツやズボン、靴、さらに床や背面の柱も描写が省略されているような感じになっています。

中の場合は底と比べると全体的に精巧になっています。キャラクターの着ている服もそうですが、特に床や柱といった背景で大きな差が見られます。

高の場合は低→中の時以上に表面が高精細になり、さらに影も付くようになってかなりリアルさが出ていますね。

PUBGの場合、ゲームの最適化が出来ていないという面もありますが、低で遊ぶなら10〜12万クラスのパソコン、中で遊ぶなら15〜20万クラスのパソコン、高で遊ぶなら15〜25万クラスのパソコンが必要になってきます。

2.FPSを向上出来る

ゲームのジャンルにFPSがありますが、今回話すのはFrame Per Seconds(秒間フレーム数)です。

高性能なパソコンの場合、このFPSを高めることが出来るのですが、FPSが高くなるとどういう変化が起きるのでしょうか。それを直感的に理解できる動画を用意しましたのでご覧ください。

見ての通り、FPSが高ければ高いほど動きがなめらかになっています。このFPSはパソコンでゲームをする場合最低でも60は必要と言われています。対人ゲームなどをする場合はこのFPSが高ければ高いほど敵の動きを見分けやすくなるため、有利になるとも言われています。

FPSは画質を下げれば向上させることもできますが、高画質と高FPSを維持するためには処理性能の高いパソコンが必要になってくるというわけですね。

3.クリエイティブな作業が楽になる

もしゲーミングPCをゲームメインでなく、3Dデザイン、グラフィックデザイン、動画編集、漫画などのために欲しいと思っている場合でもゲーミングPCは役に立ってきます。

ゲーミングPCというものは名前にはゲーミングと付いていますが、実のところは単純に処理性能の高い普通のパソコンでもあります。つまり、普通のパソコンでも出来ることはすべてゲーミングPCでもする事が可能です。

ただ、ゲーミングPCの場合はその処理速度から普通のパソコンよりも高速に、かつ快適に作業をこなすことが出来ます。例えば3Dモデリングなんかをする場合、グラフィックカードという3Dを司るパーツが搭載されているおかげで製作途中の3Dモデルを快適にいじくり回すことが出来ます。

漫画やイラストを描く場合でも、メモリが大量に搭載されているのでレイヤーを重ねて書いたり、高精細なイラストを表示し続けるのがかなり楽になります。

Youtuberになるために動画編集・動画エンコードをする場合でも、高速なCPUを搭載しているゲーミングPCはその編集時間をかなり縮めてくれるでしょう。

ノートパソコンは極力避けよう

デスクトップPCをあげてしまうと自室にこもって引きこもりになってしまうかもしれない…などという不安から、ノートパソコンをあげたいと考える人もいるでしょう。

ゲーミングノートというゲーム用ノートパソコンも存在しますが、個人的にはこれは極力避けるべきだと思っています。なぜならゲーミングノートは費用対性能が悪すぎるからです。

ゲーミングノートはゲーミングPCという巨大なパソコンの性能を小さな箱に収めるためにCPUの消費電力を抑えたり、パーツを小さくしたりなど色々な工夫をしています。

その工夫に掛かったコストが値段に転嫁されているため、ゲーミングノートは価格が高い割に性能は低い、となりがちです。例えば…

このガレリアDJと

ガレリアDJ
kt_410-3-300x263
CPUIntel Core i5-8500
グラボGeforce GTX1060 3GB
メモリ8GB DDR4 SDRAM
ストレージHDD 1TB
価格99,980円〜

このQSF1060HEは

ガレリア QSF1060HE
qsf970he_410 (1)
CPUIntel Core i7-7700HQ
グラボGeforce GTX1060 6GB
メモリ8GB DDR4 SO-DIMM
ストレージHDD:1TB
SSD:250GB
価格169,980円〜

おおむね同じくらいの性能を持っていますが、価格は8万円近く違います。

8万円も無駄に払ってショボいパソコンを買うくらいなら、最初から17万円だして最高級のパソコンを買うか、余った8万円で旅行に出かけた方がはるかにマシです。

そういうわけで、例えば病院から動けないだとか、引っ越しが多くて大きいゲーミングPCは移動させるのが面倒くさいとか、部屋が小さすぎて物理的にゲーミングPCが置けないという場合以外はゲーミングノートに手を出すべきではありません。

何がしたかったらどのパソコンにするべきか

さて、結局のところどういう人にとって何がベストなのでしょうか?とりあえず用途、出来ればプレイを希望しているゲームが分かればかなり絞り込むことができます。

ゲームのためにゲーミングPCを希望している場合、究極的に言うと10〜25万円代の価格帯のどのゲーミングPCでも問題ありません。

ただ、もしどのゲームがしたいという希望が聞けた場合、このように分けることが可能です。

マインクラフト、リーグ・オブ・レジェンド、スカイリム、モンハンFといった比較的古いゲームの場合

これらのゲームは2010年以前に発売された古いゲームであるものの、未だに高い人気を誇っています。

もしこれらの古いゲームを遊びたがっているのならば、10万円代のPCで問題ありません。むしろ、それでも処理性能が高すぎるので中古のPCでもいいくらいです。中古PCはパソコンの知識が無ければ型落ちのショボいパソコンを超割高で掴まされるので初心者にはオススメできませんが…

これらの古いゲームが遊びたいならこのガレリアDJで十二分でしょう。

ガレリアDJ
kt_410-3-300x263
CPUIntel Core i5-8500
グラボGeforce GTX1060 3GB
メモリ8GB DDR4 SDRAM
ストレージHDD 1TB
価格99,980円〜

ガレリアDJはゲーミングPCスターターキットのような性能を備えています。生まれて初めてゲーミングPCを買うのならば、これくらいの性能でも神のように称えるでしょう。私も中学生の時初めて手に入れたゲーミングPCは錆びた歯車のような性能でしたが、その処理性能に目を輝かせたものです。なぜなら…高性能なパソコンを知りませんでしたからね。

このパソコンはその安さからそこまで高い性能は備えていませんが、それでも古いゲームなら快適にプレイできますし、設定をかなり落とせば一応最新のゲームも問題なくプレイ出来るくらいの処理性能は備えています。

また、やろうと思えばグラフィックカードを取り替えて大幅な強化も可能なので、いずれお金が溜まったらグラフィックカードだけいいものを持たせて改造させるというのもいいでしょう。

PUBG、BF1、ARK、GTA、CODといった比較的新しいゲームの場合

挙げ始めたらきりがありませんが、PUBG、バトルフィールド1、アーク、グラセフ5、CoDといった新しいゲームをプレイするためにゲーミングPCを買う場合は上のガレリアDJなんかじゃ到底満足に遊べ…ないことも無いですが、満足はしないでしょう。

上で紹介したガレリアDJはゲーミングPCとしてはかなり安い価格帯となっていますが、それでもそれなりの処理性能を持ち合わせているため、上記のゲームも普通にプレイすることが出来ます。

ただ、上で紹介したように、低性能のゲーミングPCでは設定をLOWかMEDIUMにしなければ遊べないゲームも少なくありません。

もし最新のゲームを遊びたがっているのなら、ぜひとも12万円代のゲーミングPCを選んであげたいですね。

CPUIntel Core i5-8500
グラボGeforce GTX1070 Ti
メモリ8GB DDR4 SDRAM
ストレージSSD 240GB
HDD 1TB
価格142,980円〜

例えばこのガレリアDFなんかはグラフィックカードにGTX 1070Tiというかな〜り強力なものが搭載されています。私も羨ましいくらいと思うほど強力なこのグラフィックカードさえあれば、ほとんどのゲームを最高画質で遊ぶことができるでしょう。

また、これくらい強力なパソコンならば今後4〜5年は買い替えなくても最新ゲームをかなりの高画質で遊び続けることが出来るはずです。

クリエイティブな事をしたがっている場合

クリエイティブな事、すなわち3Dモデリングやイラスト、漫画や動画制作などを従っている場合は、正直どんなPCでもかまわないでしょう。

もし既に既存のパソコンでそういった事をしている場合はそのパソコンより性能がいいものにする必要がありますが、上記のクリエイティブなことをするためにパソコンが欲しい場合は、長続きするか分からないので低〜中性能くらいのパソコンで問題ないでしょう。

ガレリアDJ
kt_410-3-300x263
CPUIntel Core i5-8500
グラボGeforce GTX1060 3GB
メモリ8GB DDR4 SDRAM
ストレージHDD 1TB
価格99,980円〜

先ほども紹介した物と同じガレリアDJです。価格も安く、性能もそれなりなので、とりあえず何かクリエイティブな事がしたい人用のスターターキットとしては最適でしょう。

ゲーミングPCでなくても、Macbookなんかもいいでしょう。Appleのパソコンはクリエイターとの相性が良いので…

プログラミングをしたがっている場合

プログラミングをしたがっている場合はゲーミングPCなんかやめてMacbookをあげましょう。

Macはゲームには全く向いていませんが、クリエイティブな事をするのには非常に向いています。また、例えばiPhoneのアプリを作りたい場合はMacがなければ開発出来ないので、その点からもMacbookの方が向いていると言えるでしょう。

もちろん、プログラミングで何を作りたいかによってはMacbookより普通のゲーミングPCの方が向いていることもありますが、ほとんどの場合はMacbookでも問題ないでしょう。

とにかく最高級のものをあげたいなら

何も言わずとにかく1番いいものをあげたいならこれでしょう。

ガレリア ZZ (8700K)
kt_410
CPUIntel Core i7-8700k
グラボGeforce GTX1080 Ti
メモリ16GB DDR4 SDRAM
ストレージHDD:3TB
SSD:500GB
価格249,980円〜

CPUには2017年11月に発売されたばかりの8700Kを搭載し、グラフィックカードには実質最上位のGTX1080 Tiを搭載、またメモリやHDDもかなり余裕がある量を搭載しています。

ウサイン・ボルトに加速装置を付けたようなオーパーツ並の性能を持ったパソコンと言えるでしょう。これ以上この最強すぎるパソコンにつけるコメントはありません。

そういうわけでゲーミングPCをプレゼントするならどれにしたらいいかという記事でした。もし何かありましたらコメントまで…