ゲーミングPCは普段使いに向いてる?

ゲーミングPCを買いたいが、ゲーミングPCというのは普段使いにも使えるのでしょうか。

何かに特化した製品というものは通常、何らかの機能を削っていることが多く、ゲーミングPCはもしかしたら普通にエクセルやワード、パワーポイントを作ったり、Youtubeを見たりするのに向いていないのでは?という疑問を持つ人もいるようです。

今回はそんな人のために、ゲーミングPCは普段使いできるのかという点について解説していきたいと思います。

ゲーミングPCを普段使いとして使う

結論から言うとゲーミングPCは普段使いとしても最高です。

ゲーミングPCというのはゲームに特化したパソコンと銘打たれていますが、実際のところは単純にものすごく強化された普通のパソコンであるため、普通のパソコンで出来る作業を超高速でこなすことが出来ます。

例えば安いパソコンでエクセルのグラフを移動させてみたり、パワーポイントで何らかのエフェクトを掛けてみたりなんかすると、ショボいパソコンだと一瞬動きがカクカクになったりしますが…パワーが違うゲーミングPCなら超なめらかに、止まることもなく作業することが出来ます。

また、最近のゲーミングPCはSSDを搭載していることが多いため、Photoshopやワードなど、アプリの起動、そしてもちろんパソコン自体の起動も通常のパソコンの何倍も早くなっています。

これはSSDを積んだMacによるワードの起動時間比較動画です。

最近のゲーミングパソコンは同じSSDを搭載しているため、この動画と同じかそれ以上の速さで全てのアプリを起動することが可能です。

ゲーミングPCと普通のPCの違い

さて、そもそもゲーミングPCと普通のPCの違いは何なのでしょうか?

大きな違いとして挙げられるのは中身のパーツの違いでしょう。ゲーミングPCは普通のパソコンとくらべての中のパーツが非常に高性能であるという点が挙げられます。

パソコンにはかならず全体的な計算をこなすCPU、3D描写をするためのグラフィックカード、一時的にデータを保存しておくメモリ、データを保存するHDDもしくはSDDが搭載されているのですが、ゲーミングPCではそれらのパーツがかなり高性能なものとなっています。

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このような写実的なグラフィックを描写するためには全体的に高性能なパーツが必要というわけですね。

しかし高性能なパーツはゲームのためだけとうわけではなく、通常の業務や作業でも利用できるため全体的な速度は向上します。

スポーツカーが公道も走れるし、やろうと思えば一般車よりも早く走れるのと同じです。

基本的なパーツの性能が違う

ゲーミングPCと普通のPCではパーツの性能が違うと書きましたが、どれくらい違うのでしょうか。

普段使い用の安いパソコンには、基本的に型遅れのCPUや最低限のメモリなどしか搭載されていません。普通にメールを見たり、Youtubeを見たり、プログラミングをするくらいならこのようなパーツを搭載したパソコンでも出来ますが、快適なインターネット体験は出来ないでしょう。

一方でゲーミングPCは最新のゲームを動かすために最新のCPU、最新のグラフィックカード、通常以上のメモリが搭載されています。

最新のゲームを動かすにはとんでもない処理能力を持ったパーツが必要です。ゲーミングPCには最新のゲームを動かすため、とんでもない処理能力を持ったパーツが搭載されているのですが…そのとんでもない処理能力を持ったパーツはワードやらエクセルといった普段良く使うアプリを動かすときにも使われます。

すると何が起きるかというと、いつものアプリがとんでもなく高速で、かつ快適に動かせるようになるのです。

データが大きくなってくるにつれて重たくなってくるなんて現象はゲーミングPCではほとんど起こりえません。他には日常的に砂時計とか回転する丸マークが出て待たされる…なんてこともないでしょう。

グラフィックカードの有無

普通のPCになくて、ゲーミングPCにあるものの例としてグラフィックカードの有無というものもありますね。

グラフィックカードというのは画面描写をつかさどるパソコンのパーツであり、これがなければ3Dのゲームを処理することが出来ません。

グラフィックカードが搭載されているかどうかがゲーミングPCの定義と言ってもいいでしょう。

グラフィックカードが搭載されていれば、そのグラフィックカードの性能によって3Dゲームをきれいな画質で楽しむことが出来ます。

参考:BF1のグラフィック

ただ、グラフィックカードというものは結構な高級品であるため、普段使いに焦点を絞ったパソコンには敢えて搭載されないことも少なくありません。

家電量販店なんかに売っている普通のパソコンなんかは、十何万しているのにもかかわらずグラフィックカードが搭載されていないという事もあります。

そのようなパソコンではマイクロソフト・オフィスのアプリくらいなら快適にできるかもしれませんが、最新のゲームは全くプレイできないでしょう。プレイできたとしても、Q3 Arena並の画質でしか遊べないでしょう。

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こんなこと言うとQuake信者にこれは故意だとか言いながらCRTモニタでHumiliationscreenshot-at-dec-02-16-08-42されてしまいそうですが、少なくともグラフィックカードの無いパソコンではこんな感じの見た目まで設定を落とさなければゲームをプレイできません。

グラフィックカードは基本的にはゲームを綺麗に描写するためのパーツであるため、ゲームをしない人にとってはあまり必要ではありません。

だからこそ家電量販店では価格を下げるためグラフィックカード抜きのパソコンが売られているのでしょうが…これを知らずに適当に買ってしまうとゲームが出来ずに後悔することになります。

もし普段使いもしたいがゲームもしたいというのであれば、家電量販店で適当にパソコンを買うのはオススメできません。

家電量販店で買うにしても、ゲーミングPCの証であるグラフィックカードの有無は絶対に確認しましょう。

ゲーミングPCで出来ること

普通のPCで出来ることはゲーミングPCでも出来るが逆も然り

普段使いのてきとうなパソコンではできず、ゲーミングPCでなければできないことはあるのでしょうか?

意外かもしれませんが、実は基本的にはありません。

グラフィックカードが搭載されていない、家電量販店で売られている適当なパソコンでも、インテルグラフィックスなんとかみたいな感じのテキト〜なグラフィックチップは必ず搭載されています。

適当な普段使いパソコンでも、このグラフィックチップのおかげで、やろうと思えばゲームを動かすことは出来るでしょう。ただし、ゲームによっては画質は最低まで下げて、解像度も限界まで下げる必要が出てくるかもしれません。

ただし、実際にプレイできるのはせいぜい2010以前に出た古いゲームくらいでしょう。例えばGTA5のような画質のきれいなゲームは最低設定にしても動かせないかもしれません。

グラフィックカードなしでゲームを動かすというのはエンジン無しで車を動かすようなもので、動かすことは出来るかもしれませんが絶対に快適な体験はできません。

逆に、普段使いのパソコンにできてゲーミングPCに出来ないということは一つもありません。

ゲーミングPCなら高画質で遊べる

それではゲーミングPCのメリットとは一体何なのでしょうか?

ゲーミングPCで出来ることの最大のメリットはやはり、最新のゲームを最高画質で遊べるという所でしょう。

PCでゲームを遊ぶには性能の高いパーツを積んだパソコンが必要です。最新の3Dを処理するためには、最新のパーツを揃えなければいけないのです。

例えばこの一見写真風の風景は実はBattlefield 1のスクリーンショットですが…

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この綺麗さでゲームを楽しむにはこの風景をリアルタイムに処理しきれるパーツが必要になってきます。ゲーミングPCでなければそれは叶わないので、ゲーミングPCが必要になってくるわけです。

MODも入れられる

また、MOD、もしくはゲーム改造をするときもゲーミングPCの方が有利です。というのもゲームのMODというのは最適化などを考慮されていないためか、PCに負担を掛ける事もしばしばあります。

しかしながらその効果は絶大で、あのボクセルスタイルのマインクラフトをこんな見た目に変えてしまうことすら可能です。

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このようなグラフィック向上MODや、もしくは工業MODのようなものはパソコンにそれなりの処理能力を要求してくるため、普通のパソコンでは動かすことは難しいでしょう。

フレームレートも高く出来る

ゲーミングPCでしか出来ない重要な要素として、フレームレートの向上も挙げられますね。フレームレートというのはFPSとも言われ、Frame Per Secondの略でもあります。

PS4はフレームレートが30だとか、144モニタだとか、フレームレートについて細かい情報は耳に入っているものの、FPSが高いと何がいいのかについて知らない人もいるかもしれません。

FPSが高いと何がいいのか?それは以下の動画を見れば一瞬で理解できます。

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お分かりでしょうか。FPSが高ければ高いほど、スムーズになるのです。

フレームレート、もといFPSというのは1秒間に何回画面を更新するかという値で、これが高ければ高いほど画面は頻繁に更新されることになります。

FPSが高くなると上の画像から見ても分かるように、動きがスムーズになるのです。これは動きが早いゲームであればあるほど重要で、GTA5だとかタイタンフォールのような高速移動が多いゲームでは特に重要になってきます。

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一番下の比較を見るとアクションゲームでは60FPSが必須のように思えてきますね。

このFPSを例えば60にしたければ、1秒間に60回画面を更新できる性能を持ったパーツが必要になってきます。低性能パソコンでは性能が足りずにこのFPSを高められない事が多いため、ゲーミングPCの方が有利になってくるわけです。

ちなみに、PS4で30FPSに固定されているゲームが多いのも同じ理由からとなっています。フレームレートを犠牲にして画質を向上させているわけですね。

さて、ゲーミングPCはゲームを高画質でプレイできると話してきましたが、裏を返せば別に最新ゲームもやらないし画質も汚くてもいいという人は普通のパソコンや安いパソコンでもいい事になります。

もし古いゲーム、例えばマインクラフトをMOD無しで、サドンアタック、もしくはリーグ・オブ・レジェンドのような軽くて古いしかプレイしないのであればゲーミングPCでなくても何の問題もないでしょう。

ただゲームを最高画質で遊びたかったり、MODを入れてみたり、FPSを高めてゲームで有利に立ったり快適にプレイしたいのであれば…ゲーミングPCしか選択肢はないでしょう。

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