ゲーミングPCの液晶モニタの選び方

ゲーミングPCが欲しいが、モニターすら持っていないのでモニターも注文しなくてはいけない…!というような、モニターを持っていない人のために今回はゲーミングPCの液晶モニタの選び方について解説していきましょう。

ゲーマーにはある意味最も重要なパーツなので、知識を持って正しいモニターを選びましょう。

予算と机の大きさに合わせて大きさを決めよう

液晶モニタを選ぶ際、まず考えるべきはその大きさです。どこにモニターを置くか、いくらまで液晶モニタにかけられるのかによって大きさを考えましょう。

基本的には液晶モニタの大きさは大きければ大きいほどいいと言われています。特にBF4のようなある程度遠くにいる敵を狙撃しなくてはいけないようなゲームをプレイする時はモニターが大きければ大きいほど敵も拡大されるので有利になります。

ゲームをプレイするために液晶モニタを買うのであれば、まずこの大きさから予算設定をしましょう。

モニタの大きさはインチで表されますが、横幅をセンチメートルに直すとこれくらいの長さとなっています。

23インチ:横幅50.83センチ:18,000円

24インチ:横幅53.04センチ:25,000円

27インチ:横幅59.66センチ:28,000円

PC用のモニターはだいたいこれくらいの大きさ/価格帯となっています。

モニター、キーボード、マウス、もしくはプリンターなどをPC机の上においた時、はみでないような大きさのモニターのサイズを選びましょう。

もちろん財布とも相談しましょう。大きければ大きいほど値段も釣り上がっていきます。

大きさを決めたら次は機能を選んでいきましょう。

モニターの機能を考える

解像度

まずゲーマーならモニターは絶対にFULLHD以上を選びましょう。FULLHDとはつまり解像度が1920×1080以上であることを指します。

ゲームは解像度が高ければ高いほど画質がキレイに見えるようになっています。その分PCが要求するスペックも上がっていきますが…

モニターは価格帯がピンからキリまで存在しますが、安いモニターは解像度がFULLHD対応でない場合があります。対応していないと解像度を1920×1080に設定できないので、せっかくいいPCを持っていても高画質でゲームをプレイできなくなってしまうのです。

今時フルHD対応でないモニターというのは多くありませんが…それでも激安モニタなんかはフルHD対応でない可能性がゼロではありません。

よくPC初心者はモニターを買うときに安いからと適当にモニターを買い、後でFullHD対応じゃなくて後悔するという事をやらかすので注意!店頭などでモニターを買おうと思っている時は店員に「これはフルHD対応ですか??」と聞くのを忘れないようにしましょう。

店頭でなくウェブサイトで買う時も、解像度の項目を見て1920×1080かそれ以上になっているかを一度確認しましょう。

リフレッシュレート

リフレッシュレートというのはモニターが「1秒間に何回画面を更新するか」という値です。英語ではFrame Per Second(FPS)となり、日本語では秒間フレームやリフレッシュレートなんて言われることもあります。

通常の液晶モニターのリフレッシュレートは60になっています。リフレッシュレート60のモニターでは1秒間に60回画像が切り替わることにより、映像を表示しています。

高級なモニターはこのリフレッシュレートを最大100、120、144に設定できるなんて機能を持っていたりします。例えばリフレッシュレート120のモニターは1秒間に120回画像を表示できるということになります。

リフレッシュレートが高いから高級みたいな数字だけ話しても、それがゲームになんの関係があるのか?そもそも見た目がどう違ってくるのか?とよく分からない人もいるかもしれません。

リフレッシュレートが違うと見た目はどう違ってくるのかは実際に見ればすぐ感覚的に理解できるため、とりあえずこの動画を見てみましょう。

ちなみに右下の歯車マークから画質を一番上の1920p60FPSに設定しないと60FPSを体験できないので注意。


左側が60FPSの動画、右側が30FPSの動画です。60FPSの動画を見た後に30FPSの動画を見ると明らかにカクカクしているのがわかりますね。

60FPSというのは1秒間に60コマの画像が順番に表示されている状態、30FPSというのは1秒間に30コマの画像が順番に表示されている状態です。

60FPSと30FPSでこれだけ違うのですから…120FPSではさらに滑らかになることは容易に想像できますよね。

敵が頭をのぞかせた瞬間狙撃をしなくてはいけないカウンターストライク系のサドンアタックのようなゲームでは、フレーム数が高いというのはそれだけでアドバンテージとなる可能性があります。60FPSと120FPSで比べたら60コマ分120FPSのモニターを持っている人のほうが先に敵を発見できる可能性があるわけです。

ただ、リフレッシュレートの高いモニターを使いこなすにはパソコンの処理速度が高速である必要があります。モニターのほうが144FPSに対応していても、ゲーム側が144FPSを出すくらいの処理速度がなければ意味が有りません。

サドンアタックのような軽いゲームなら問題なく144FPSを出すことは可能だと思われますが、BF4のような非常に重たいゲームでは144FPSのモニターは使いこなせきれないかもしれません。

144Hz液晶に憧れる気持ちはわかりますが、まずは自分が持っているパソコン、もしくはこれから買おうと思っているパソコンがどれくらいのスペックなのかを見極める必要があります。

LoL・SA・Dota2、もしくはオーバーウォッチのような軽いゲームをするために120FPS以上の液晶を買うのであれば恐らく問題はないでしょう。しかし、Fallout4、Battlefield 1、CoD最新作やGTA5といった重たいゲームをするために120FPS以上の液晶を買おうと思っている場合はもしかしたら真価を発揮できないかもしれません。

デュアルディスプレイ以上にするか考える

モニターを選ぶときにもう一つ重要なのは、デュアルディスプレイにするかどうかという点です。

デュアルディスプレイというのはモニターを2枚以上使ってPC画面を展開する方法です。

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モニターが2枚あれば右側にメインモニター、左側にサブモニターという使い方ができるようになります。

デュアルディスプレイにすると様々なメリットが有ります。例えば…

ゲーム画面を3840×1080以上に指定できる

2枚のディスプレイを1枚のモニターとして認識させることにより、3840×1080以上という横長解像度でゲームをプレイできるようになります。

例えば下の画像ではモニタを4枚使って全てをゲーム画面に使っています。

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中央はいつもの画面、左右は視界の拡張、上は詳細マップとしてモニタを利用しているわけです。う~ん贅沢。

画面が横に長くなれば例えばBF4などでは画面端の敵を捉えやすくなります。画面内の情報量が多ければ多いほど有利というゲームでは圧倒的に有利な立場に立つことが出来るようになります。

サブディスプレイにさらなる情報を映せる

上の画像を見ても分かる通り、例えばBF4では2枚目以降のモニターに詳細マップを表示させるという機能があります。横に長過ぎると逆に見難いという人はセカンドモニターにマップを表示させて敵味方の位置をわかりやすくするという使い方もあります。

サブディスプレイにブラウザーの画面を表示させ、それを見ながら攻略をしたり…例えばマインクラフトならクラフト表をサブディスプレイに表示させておいてそれを見ながらクラフトというのもいいですね。

サブディスプレイというものは使う前には全く意味がわからないし使い方も思いつかないのですが、いざ手元に来てみると非常に便利な事がわかるというシロモノです。

もしお金に余裕があるのならば同じ大きさのモニターを2枚購入してデュアルディスプレイ化してみましょう。

片方は大きいモニタ、もう片方は安くて小さなモニタという変則型デュアルディスプレイをすることも出来ますが、その場合ゲーム画面を拡張表示することが出来なくなります。

ゲーム画面の拡張表示に別に興味はないが、ディスプレイは2枚合ったほうが便利…なんて思っている人はそれでもいいでしょう。ちなみに私もこのタイプです。

その他の機能

モニターには他にも様々な機能が存在します。例えば…

  • 応答速度
  • コントラスト比
  • 視野角
  • スピーカーの有無

などですね。これまでに挙げた解像度やリフレッシュレートと比べるとこれらはそこまで気にする必要があるものではありません。

また、いいものを目指せば目指すほど値段もドンドン上がっていくのでここらへんを厳選する際は財布の中身を考えてもどこかで妥協する必要があります。

それでも比較的重要な応答速度とコントラスト比について軽く説明致しましょう。

応答速度

応答速度というのはモニターがどれだけ高速に表示色を変更することが可能かという速度を表す数値です。

この応答速度は数値が低ければ低いほど残像が少ないと言う事になります。

高速で移動するゲームや反射神経が要求されるゲームでは出来るだけこだわりたい所ですが、正直応答速度は10ms未満であれば問題有りません。たいていの液晶モニタは応答速度が1ms〜6ms程度なので、あまり考える必要はないでしょう。

逆にテレビは応答速度が結構低めな事があるので、テレビをモニター代わりにしてPCを使おうと思っている人はちょっと注意が必要かもしれません。

いくらでも金を出せるという場合は応答速度1msのモニターを選ぶといいでしょう。

コントラスト比

コントラスト比というのは黒色に対して白色がどれくらいキレイに出せるかという数値を表しています。

基本的には1,000:1だとか10,000:1のように表されています。このコントラスト比は左の数値が高ければ高いほど画面がクッキリキレイに映ります。

暗い所をうろつき回る事が多いホラーゲーム、ダークファンタジー、もしくはサバイバルゲームなどをよくプレイする人はこの数値が高ければ高いほどリアルな感じになって恩恵を受けられるかもしれません。

ただ、このコントラスト比もだいたいどの会社も同じ程度になっているのでそこまで考えなくてもいい項目の1つとなっています。

商品を選ぶ

おおむね欲しいモニターの機能が分かったらあとは商品を選ぶだけです。

このようなモニター売り場などにアクセスし

  • 大きさは財布と机の大きさから決めたとおり
  • 解像度は必ずFullHD(1920×1080)
  • リフレッシュレートはパソコンのスペックが高いなら144、そうでないなら60
  • 応答速度やコントラスト比は予算から考える

といった条件に合うモニターを絞って買いましょう。

メーカーはどこを選んでもいいと思いますが、お金があるなら:

EIZO:とにかく高品質で値段もとにかく高い

Asus:ゲーミングモニターに加えゲーミングノートやグラボなど各種パーツ等を生産している

BenQ:ゲーミングモニターも生産している

あたりが有名です。

私がゲーミングPCを初めて買った数年前はゲーミングモニターと言えばBenQというイメージがあったので迷ったならBenQを選んでもいいでしょう。

お金がないなら:

IIYAMA:マウスコンピューターの和製モニター 韓国勢よりは高いが質は普通

LG:言わずと知れた韓国のモニター 安くて普通かそれ未満

Acer:とにかく値段だけで勝負する台湾のPCメーカー 安い

フィリップス:無難なモニタを作らせたら世界一

あたりのメーカーを選びましょう。とにかく安いです。お金がないけどデュアルディスプレイにはしたい人はこのような安めの液晶を2枚購入するのもいいでしょう。Acerの安いやつなら2枚で3万円切りますからね〜

ちなみにモニターにHDMIケーブルは付属する場合としない場合があるのでちゃんと調べて買いましょう。せっかくパソコンもモニターもあるのにHDMIケーブルがなくてパソコンとモニターを接続できず何も出来ないなんてことになったら悲しすぎますからね。

おすすめ液晶モニター

私のおすすめ液晶モニターはこれです。

BenQ XL2411Z(DP)

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BenQ XL2411Z(DP)

サイズは24インチ、解像度は1920×1080、応答速度は1ms、リフレッシュレートは144Hzとまるでモニターの豪華客船です。可能な限り高級なものを限界まで積み続けたかのようなスペックを持っています。

24インチというと横幅53.04センチ、縦幅29.87センチです。意外と大きいですね。

人の掌の大きさはだいたい18〜20センチらしいので、横は掌2.5つ分、縦は掌1.4個分くらいですね。掌で測ってみるとだいたいどれくらいの大きさなのか分かりやすくなるかもしれません。

さっきまで解説していたゲーミングモニターのいいところを全て詰め込んでいますね。メーカーもゲーミングモニターと言えばBenQのあのBenQです。私のイメージではゲーミングモニターの販売に初めて力を入れ始めたメーカーがここだったと思います。

お金があるならこれで決まりでしょう。1個3万円なのでデュアルモニタにするにはちょっと高いかもしれませんが、そう思った場合は同じサイズの違うモニタと組み合わせましょう。

ちなみにこれにはHDMIケーブルも付属しているようです。家についたらすぐ使えます。でもHDMIケーブルでモニターを繋ぐと144Hzを描写することが出来ないので、これは罠ですね。

144Hz液晶はこのDVI-IかDisplayportケーブルでPCと繋がなければ144Hzで描写できません。

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このモニターが家に届いたらHDMIケーブルは犬の首輪にでもして、このいかにもパソコンっぽいケーブルをつなぎましょう。端子はパソコンの裏の真ん中のあたりにあるはずです。

フィリップス 234E5EDSB/11D


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フィリップス 234E5EDSB/11D

無難なモニターメーカーはどこか?と聞かれたら100人中20000人くらいはフィリップスと答えます。そのフィリップスの無難なモニターです。

パソコンがそんなに強力じゃない、もしくはモニターなんかに金掛けてられないなんて思う人はこれでいいでしょう。

モニタサイズは23インチ、解像度は1920×1080、応答速度は14ms、リフレッシュレートは60Hzです。これで値段が16,750円ですから、もう…無難ですよね。

ちなみに23インチというと横50.83センチ、縦28.63センチくらいの大きさとなります。これもなかなかの大きさなので、やはり一応ものさしか掌かなにかで測ってみるといいでしょう。

最低限度のスペックを持っていて、かつ値段も16,750円という平均的なモニターの値段なので、パソコン用モニタを選ぶ人たちの「ああ〜液晶モニター選ばなくちゃな〜…面倒くさいからこれでいいや」という声が聞こえてきそうです。

液晶モニターが欲しいのであれば、この2つのどちらかを選んでおけば問題無いでしょう。

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